余談ですが

 
もともとワタクシは「メガドライバー」。えぇ、昔セガマニアをそう呼んだ時期があったのです。
もともと初代PSは39,800円で販売された。ちなみにセガサターンは44,800円である。
それからおよそ8ヵ月後に29,800円。さらに7ヵ月後に24,800円。その3ヵ月後には19,800円になっている。

PS2も発売時は39,800円。ちなみにドリームキャストは29,800円である。
それからおよそ15ヵ月後に35,000円。さらに5ヵ月後に29,800円。さらに12ヵ月後に24,800円(ただしオープン価格)。その12ヵ月後に19,800円。

これを見ると、PSでは8ヶ月で1万円の値下げに成功したのに対し、内部的に複雑なPS2は1万円価格を下げるのに2年近くもかかっているのがわかる。PSの場合は同時期に発売されたセガサターンとの価格競争が値下げに大きく起因していたが、PS2では目立ったライバルが不在だったため、ゆっくりと量産効果を出すゆとりがあったとも見受けられる。

ちなみにPSが絶好調の中、PS2発売の16ヶ月前に発売されたドリームキャストは立ち上げに失敗し、発売7ヵ月後には19,800円へと1万円の値引きを決行している。当時の立ち上げ失敗の背景は「生産の遅れ」「開発の遅れ」「ソフトウェアの供給不足」「サードパーティーの離脱」などなど…。

思い出してしまうわけである。

ドリームキャストの歴史的負け戦と、PS3がなんとなく重なってしまうわけである。

もちろん細かな事情も状況も違うし、セガのように(日本市場で)一度もデファクトスタンダードになったことのないメーカーと、12年も家庭用ゲーム機の王者として君臨してきたソニー・コンピュータエンタテインメントと同じ状況になるとは思っていない。

だが、いくらなんでもここまでの惨状は予想していなかった、という事態にまで堕ちているのも事実。

とにかく値下げだ!
と言った直後にアレだが、偉大な先人の失敗例というのも忘れないで欲しいと切に願いたい。