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安くなるPS2、遅くなるPS3

値下げされて買いやすくなったPS2。対照的に、PS3の製造計画は遅れてしまい、年末にはまたもや品不足の予感です。

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド

 
これからも活躍し続けるであろうPS2。初代プレイステーションも非常に長いライフサイクルでした。
ソニー・コンピュータエンタテインメントはPS2の新モデルを9月15日に発売すると発表しました。

SCEJ、PS2本体の新モデル「SCPH-77000」を9月15日発売。価格は16,000円。機能は「SCPH-75000」と同等

現行機と同等の性能で16,000円となったことで、実質的にはおよそ4,000円程度の値下げとなります。全世界で1億台以上販売されているPS2。ゲーム機のデファクトスタンダードとして、PS3の販売前に購買層を広げたいということなのでしょう。
もう一つ、「まだまだPS2は現役だ」というメッセージも込められているように思います。


 
月産100万台というのは、Blu-ray Discドライブとしては異様な数量といえます。
一方、PS3の量産計画に遅れが見られています。

ITmedia +D Games:PS3、欧州での出荷を2007年3月に延期

【PS3量産遅れ】「リスクを取らなければイノベーションはない」と久多良木氏:ITpro

原因はBlu-ray Discドライブの青色半導体レーザーチップの量産トラブルとのこと。1ヶ月の量産遅れにより、月産100万台クラスの量産は9月末にズレ込むことになりました。

これに伴い欧州の発売を2007年春に延期しましたが、日本の販売日である11月11日、米国の販売日11月17日に変更はないそうです。

しかし日本での発売時には10万台の確保にとどまります。

10万台。なんとも心もとない数字です。

徹夜で並んだくらいじゃ買えなさそうな匂いがプンプンします。

年内に400万台の出荷を予定していたソニー・コンピュータエンタテインメントとしてはこれはかなりの痛手と言えるでしょう。が、それ以上に痛手なのは発売を心待ちにしているユーザー。またオークションとかで異様な値段で売られるような事態が起きなければいいですけどねぇ。
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