たった1時間でも大作RPGは楽しむことができるのだろうか？
僕の一番好きなゲームジャンルはRPGです。大作であればあるだけ遊びたいという意欲は高まりますが、いかんせん大作RPGは時間がかかるもの。「ちょっとだけ遊ぶ」というつもりではなかなか手を付けられません。
とか何とか言っているうちに、遊ばないまま溜まってしまった大作RPGたち。この中で「実際に長い時間をかけて遊ぶべきタイトルはどれだろう？」というのはなかなか決められないもの。
と言うわけで、あるアイディアが浮かびました。
数ある大作タイトルの最初の1時間だけを遊び、それを分析してこの先遊ぶかどうかを決めるのです。
最近のRPGはプレイ開始後にチュートリアルで操作の説明をしてくれるものが多いので、1時間もあれば醍醐味を味わうことができるかもしれません。また、大作タイトルの最初の1時間を分析してみることで何らかの傾向を掴むことができるかも？
名づけて「時間がないから大作をつまみ食い」シリーズ！（捻りなさいよ）
ルールは単純。
○プレイ時間は1時間とする
○事前にマニュアルを読まず、チュートリアルがあればそこで操作法を覚える
○会話シーンは読み飛ばさず、会話シーンで音声がでる場合は音声を飛ばさない
○操作できるシーンではじっくりとプレイ
○最初に操作可能になるシーン（会話シーンなどは除く）や戦闘シーンまでの時間を測る
と言うわけで記念すべき第一作は『ゼノサーガ エピソードIII』！
シナリオ重視で有名なこのタイトル、最初の1時間はどのような構成になっているのでしょうか。
『ゼノサーガ エピソードIII』はこんなゲームだ
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| キャラクターデザインは今までで一番しっくりくるかも？ |
しかしこの作品、回を重ねるごとにキャラクターデザインが変化していて、エピソードIでは少し頭身のデフォルメされたかわいらしいキャラクターだったのがエピソードIIでは一気に8頭身になり、今回はその中間と言えるバランスの取れたデザインに落ち着いたようです。
そしてもう一つ特徴的なのが、突き抜けたストーリー志向のゲームデザイン。壮大なシナリオ、映画的な演出で物語を楽しむのを最大限に生かすためのゲームとなっています。
僕もエピソードI、IIとシナリオを楽しむために遊んできたクチですので、やはり一番楽しみにしているのはストーリー。魅力的なキャラクターが織り成す壮大な物語を期待してのプレイと言うことになります。
そこで心ひそかに楽しみにしているのは、最初の一時間でどれだけ操作できる時間があるか？
これだけストーリー志向のタイトルだと、ひょっとしたらほとんど操作せずに1時間が過ぎてしまうかも知れない、とプレイ前はひそかに考えていたのです。
ところが…。
