E3で次世代機映像もPS2新作も！ [プレイステーション] All About

E3で占うこれからの家庭用ゲーム機市場

ゲームの祭典、E3が今年もロサンジェルスで開催されました。
今年の目玉はやはり次世代ゲーム機。ソニー・コンピュータエンタテインメントのPS3、任天堂のWii、マイクロソフトのXbox360が一堂に会する、家庭用ゲーム機市場において例を見ないほど重要なイベントとなったのです。

今回は次世代ハード、次世代タイトル、現行機注目作、そして『ファイナルファンタジーXIII』などの大型発表があったスクウェア・エニックス関連のニュースに分けてリンク集を用意しましたので、是非ご参考ください。

Wiiの高評価と対照的なPS3の「苦しさ」

E3前後のゲーム関連ニュースで特徴的なのは、WiiとPS3の対照的な迎えられ方ではないでしょうか。
独創的なアイディアでクリエーター、ユーザー双方から好意的な意見が多く聞こえてくるWii、そしてゲーム機としてはあまりに高価な設定でゲームマニアからも敬遠の声が聞こえてくるPS3。

Wiiはすでに\25,000以下という価格設定が明らかにされました。PS3との決定的な価格の差は無視できません。
Wiiには赤外線によるポインティング機能が搭載されます。赤外線レシーバーをテレビ側に設置するという手間は、従来の任天堂からすると珍しいものと言えるでしょう。しかしニンテンドーDSに搭載したタッチパネルで「画面に直接触れる楽しさ」を提案した任天堂には外せない機能だったと言えそうです。

リビングにゲームを復活させようとしている任天堂、リビングに総合エンターテインメントを持ち込もうというソニー・コンピュータエンタテインメント。そして日本でのシェアを虎視眈々と狙い、今年には全世界での出荷台数1､000万台を越える見込みだというXbox360。

従来どおりPS3がゲーム業界の事実上の標準機として君臨し続けることができるのかどうか。「これまでのようにはいかない」という空気が充満する中、プレイステーションの本当の戦いが始まろうとしているように感じます。