プレイステーション3の発売日、価格が明らかに!
クリアブラックの精悍な顔立ち。価格は予想通り?少々高価? |
Sony Computer Entertainment Inc.
ニュースリリース
国内では11月11日、北米及び欧州では11月17日の発売。
今回発売されるのは2機種、価格は税込62,790円とオープンプライスになっています。
Blu-rayDisc(以下BD)ドライブとHDDを標準搭載し、BDフォーマットの再生をサポートします。
また、PS3専用コントローラーは従来のものに新たに6軸検出システムを内蔵。
これは左右、前後の傾きと左右の振り、さらにXYZ3軸の加速度の情報を検知します。
ゴルフゲームではクラブの振り、野球ゲームではバットの振り、また『剣神ドラゴンクエスト』のようにコントローラーを剣に見立てて敵を倒すゲームなどが可能になるでしょう。
プレスリリースからはもしかして「新たな6軸検出システムでPS3のユーザーインターフェースを操作する」のではないか、というニュアンスも感じました。
外観はPS2のものと酷似。従来の感覚で違和感なく使えそうです。 |
残念なのは、6軸検出システムと干渉するため、従来の振動機能はオミットされてしまったという点でしょうか。
プレスリリースを読むとなんとなく「あ、そんなもんなんだ」と納得してしまいそうな説明ですが。
プレステ危うし--ソニー、振動型ゲームコントローラの特許裁判で敗訴 - CNET Japan
ITmedia News:[WSJ] 振動コントローラ特許訴訟、ソニーが黒星
実際には振動型コントローラの特許裁判での敗訴が絡んでいそうな気配です。
正直任天堂の次世代ゲーム機Wii(従来の呼称で言うレボリューション)でのコントローラーの発表が劇的だっただけに、「振動機能が載せられなくなった苦肉の策」にも見えてしまうのですが。
【任天堂基調講演リポート】片手で操作! レボリューションのコントローラー、ついに公開! / ファミ通.com
さて、発売されるのは2機種ですが、HDDの容量が20GBと60GBという違い以外にもハードウェア的な相違点があります。
HDD 20GBモデル
○メモリースティック・SD・コンパクトフラッシュリーダー無し
○無線LAN無し
○HDMI端子無し
HDD 60GB
○メモリースティック・SD・コンパクトフラッシュリーダー搭載
○無線LAN搭載
○HDMI端子搭載
これらについては下位モデルに搭載しない事になるので、人によっては上位モデルの購入を余儀なくされる人もいるでしょう。
あと、今回気になったのはBDドライブの読み出し速度が2倍速に留まった点。
ゲームタイトルは基本的にBDでの供給と言われているだけに、読み出し速度がDVDと比較してどうなのかは気になるところです(ビットレートから判断するにおおよそ速度的にも向上するとは思いますが)。
またHDDもSATA接続とは言え20GBと60GBしか搭載しないのは物足りない気がします。これについては「大容量コンテンツはあくまでBDで供給し、HDDはネットワークコンテンツ等の利用に限る」という割り切りの上なのでしょう。
20GBモデル | 60GBモデル |