誰が百鬼丸で誰がどろろ?
物語上も非常に重要なキャラクターとなるどろろ。原作のファンには原作の「その後」も気になるところ。 |
しかし、実はこのどろろ、2P用コントローラーで操作することが可能なんです。
視界は百鬼丸がメインになりますし、行動も著しく制限されます(遠くにいけない、ストーリー進行上のアイテムが取れない)が、意外な攻撃力の高さに序盤や魔神戦ではお世話になることが多いかも。
セガのソフトでは過去、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』でテイルズを2Pコントローラーで操作することが出来ました。また、11月3日発売予定のRPG『シャイニング・ティアーズ』でも2人同時プレイが可能になっています。セガは2人同時プレイを大切にしている? |
どろろは体力を完全に失っても一定時間で復活するので、普段ゲームをしない人などに手伝ってもらっても楽しいでしょう。
手塚先生の志、ここに復活!
48体もの魔神を倒すのはかなりのボリューム! |
また、どろろが攻撃の時に「どろろパーンチ!」「どろろアッパー!」などとノリノリで時代考証無視の台詞を言いますが、これも手塚作品には散見される要素。これも手塚先生のエッセンスを大胆に取り入れたといえるでしょう。
何より部位を奪還するたびにアップしていく能力が、「成長している」「奪い返している」という実感を奮い起こしますし、何より「完全なものになろうとしている」という手順がプレイをより真剣なものにします。
物語はかなり丁寧に描かれていますので原作未見の人でも問題なく遊べますし、37年も前の作品が今なお色あせることなく、鮮烈な輝きを放っていることに純粋に驚きを覚えました。
個人的には久々のオススメ大作です!
『どろろ』 セガ アクション 発売中 \7,140
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原作:(C)手?プロダクション
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