■ AVのPSP、ゲームのNintendo DS |
ずらりと見てみると
PSP = 豪華なAVコンテンツビューア
Nintendo DS = 新しいゲームデバイス
と言う印象があります。
PSPが音楽(ATRAC3)や動画(MPEG4)などの再生能力を持ち、映画や音楽アルバムなどのソフト販売を視野に入れているのに対し、Nintendo DSは純然たるゲーム機という感じ。
■ Nintendo DSの豊富なインプット |
しかも2つのゲーム画面を用意し、コントローラで操作するほかにスタイラスで直接スクリーンを操作する方法、また内蔵マイクによって音声認識で操作する方法など斬新な入力デバイスを採用している点は大注目です。
もともとゲームの操作は長年コントローラによるものが採用されていて、リズムゲームやガンシューティングなど一部のゲームで特殊なコントローラが使われる以外はややマンネリ化していたきらいがあります。
その点タッチパネルなどはゲームの楽しみを一気に広げる可能性もあるのではないでしょうか。
■ PSPの贅沢な再生能力はゲームのため? |
対して大きな液晶や優れたサウンド能力を持つPSP。「ゲームできればいいじゃない」という意見も聞きますが、僕は可能性は多ければ多いほど面白いんじゃないかと思います。
メモリースティックウォークマンになるかもしれないし、動画ビューアーになるかもしれないし、ネットビューアーになるかもしれない。HDDに保存したコンテンツを無線で再生できればこれ単体で結構楽しめそう。
もちろんゲームとしても妥協があるわけではなく、発表されたゲーム画面の数々はPS2かと思ってしまうほど美麗なものばかり。動画再生の為にとも取れる大きな液晶や、音楽コンテンツ用の豪華なサウンドは、ゲームをリッチに楽しむためのものとも言えそうです。
さらに様々な可能性と繋がって新しいゲームスタイルを提案してくれることを期待しています。
■ 両方買うしかないでしょ |
今までゲームボーイを持っていなかった僕はゲームボーイアドバンスSPあたりからかなり欲しくなっていたんですが、今度ばかりは完全に物欲を刺激されてしまいました。
気になっていつつも手を出さなかった色々なゲームが遊べる! その点から見てもアドバンテージがあるように思います。
同じようにPSPも、携帯デバイス好きな僕にはたまらなく魅力的です。
今回採用されたUMDという1.8GB収録可能なメディアも、携帯用途に適したコンテンツが増えたら面白そう。また、VAIOやスゴ録、PSXなど家電との連携にも期待できそうです。
今回僕が密かに着目している点、それは「両方のデバイスに無線LANが搭載されている点」です。
これって、ひょっとしたらそれぞれのゲーム機間で、ゲーム機の垣根を越えた連携も可能なのではないでしょうか? Nintendo DSで発表された『真・三國無双』とPSPでも発表された『真・三國無双』。それぞれで対戦や協力プレイが可能になったら。そう思うと両方の連携にも期待せずにはいられません。
これはもう両方買うしかない?