■つまりPSXってやつは |
現状でわかっていることだけでPSXを分析するならば、PSXとは「PS2のポテンシャルを生かして作られたHDDレコーダー、DVDレコーダーとの複合機」という風に説明することが出来ます。 ですが、実際にPSXに秘められた可能性を考えると、どうもそれだけの製品じゃないのではないかと思えてくるのです。 PSXはゲーム、TV番組、DVD、楽曲、写真、インターネットなどを統合するリビングのマルチメディアセンターとなるのを目指しているのではないでしょうか? 家庭内のホームサーバーとして、様々なコンテンツをリビングに集中させる意図があるようにも見えます。 そしてそれは、PS3で実現されるであろう「ゲームとネットワークとの完全な融合」を先取りしたものではないのだろうかと思うのです。PSXは2005年、あるいは2006年以降とも噂されるPS3を占う上でも重要な製品になるのではないでしょうか。 そのためにもまだまだヴェールに包まれたままのPS3の謎を解き明かしたいのですが、それは次回「携帯コンテンツのウォークマンとなる? PSP」の後にしたいと思います。 最後に気になるPSXの価格を僕なりに予想してみましょう。なにぶん不確定な要素も多いのであくまで占い程度に受け止めておいてください。大きく外れても寛容な心で受け止めていただければ幸いです。 それでは、ちょっと難しい話も出てきますので次ページで解説して、今回は終わりにしたいと思います。 |