プレイステーションで発売されているパチンコのゲームって、実は結構たくさんあったりします。でも、パチンコはホールで遊ぶものじゃないの? お金をかけずにパチンコで遊んで面白いのかな? 今回は業界人の助っ人を交えて、パチンコの基礎からパチンコシミュレーターの有効性までをバッチリ教えちゃいます! |
■パチンコの仕組み |
まずはじめに、業界人さんのプロフィールを教えてください。 業界人と言っても、単にパチンコ業界というだけでそんなに詳しくないんだよね。一応6、7年はこの業界にいるけど…質問はお手柔らかに。 はい、よろしくおねがいします。まず、僕みたいにパチンコ未経験者にはパチンコがどんなものかもよくわからないんですよね。パチンコのギャンブルとしての側面を教えていただけますか。 まず、パチンコは実質唯一の民営ギャンブルだと言える。 民営ギャンブル? そう。日本のギャンブルでは競馬、宝くじ、いろいろあるね。これらは国が運営している、つまり国が元締めになっている。つまり日本ではギャンブルの元締めは国なんだ。 …いきなり問題発言っぽいですけど大丈夫ですか。 (無視)その中でパチンコ、パチスロだけは民営なんだ。でも、そこにはちょっとした裏技が使われているんだよね。そこを説明するために、まずパチンコの基本を教えていこう。 それはありがたいですね。僕なんかはまずパチンコ店に入って何をすればいいかがわからなくて戸惑ってしまいます。 パチンコ店では、まず玉を借りる必要がある。借りた玉を弾いて遊ぶものだからコレは当然だ。あと、注意するのは玉を「買う」んじゃなくて「借りる」んだと言うこと。だから「玉貸料」と呼ばれる。 あ、「玉貸料」を払って借りた玉で遊ぶわけですね。それで玉が増えたらお金に換えてもらえる、と。 そこが難しいんだね。大前提として、そういったギャンブル行為は違法になってしまう。だから、玉は景品にしか交換できないんだ。 え? でも皆「今日は○○円勝った」とか言いますよね。 そう。まず、パチンコで遊び終わったあとに玉があったらそれは景品に換えてもらえる。その景品の中には「特殊景品」と呼ばれるものがあって、この「特殊景品は」パチンコ店の外でお金に換えてもらえるんだ。 そういえば、パチンコ店の外でボールペンみたいなのが入った細長い箱を持ってる人が並んでたりしますね。あれが「特殊景品」なんですね。でも、結局お金に換えてるから違法なんじゃ? そこが、パチンコを「民営ギャンブル」と呼ぶ由縁だ。大雑把に説明すると、ホールは玉を「特殊景品」と交換するけど、ホールがやるのはそこまでだ。その「特殊景品」を換金するのはホールとは関係ない「第三者の業者」だから、ホールは「特殊景品」が外でお金に換金されようが感知しないんだね。 じゃ、ホールと「第三者の業者」は無関係?? んなわけない。だから法律的には限りなく黒に近い白なんだけど、実際こうやって民営ギャンブルを可能にしているんだ。 なるほど! まとめると、1)客はホールから玉を借りて遊ぶ、2)玉は景品と交換できる、3)「特殊景品」は店の外で換金できる …と。 その通り。では、実際にホールでパチンコを遊ぶまでを説明しよう。 |