■ナムコブース |
ナムコブースもかなりの盛況ぶりだったようです。出展タイトルは太鼓を使ったリズムゲーム『太鼓の達人』やガンシューティングの旧作4作が1度に楽しめる『ガンバリコレクション プラス タイムクライシス』といったアーケードからの移植作が多く、Xbox用の新作『ブレイクダウン(仮称)』が発表されるなど話題性もバッチリ。 そんな中、やはり注目度ナンバー1は人気RPGシリーズ最新作の『テイルズ オブ ディスティニー2』だと言えるでしょう。 『テイルズ オブ ディスティニー2』(ページ中ほど) 美しく幻想的な2Dアニメーションが印象的なRPGシリーズ最新作。丁寧なゲーム作りといのまたむつみさんの魅力的なキャラクター、そして声優たちが特徴です。 注目! としたのはいいんですが、実は僕はこのシリーズが苦手で…前作ではどうしても美少女タッチのキャラクターや台詞回しに対する抵抗感を消すことができませんでした。ガイドも人間。好き嫌いが出るのは仕方がないんですよね。 しかし数年前ならゲームというと「男の子のもの」という常識でしたが、このゲームのように繊細で男くさくない作品なども受け入れられてこそ、ゲームの発展があるとも思います。 |
■エニックスブース |
とにかく『スターオーシャン3』の一言に尽きるエニックスブース。試遊台が並べられ、東京ゲームショウバージョンのプレイアブルな『スターオーシャン3』が展示されていたとあってファンが詰め掛けた模様。 また、東京ゲームショウの前日に『スターオーシャン3』の主題歌をMISIAさんの「飛び方を忘れた小さな鳥」に決定したという発表がありました。『テイルズ オブ ディスティニー2』の主題歌は倉木麻衣さんの「key to my hear」。発売日が同じ11/28なこともあり、早くも両タイトルの熱い火花が飛び散っているような印象がありました。 『スターオーシャン3』 古くはスーパーファミコンからのシリーズ作となる『スターオーシャン』。発売はエニックスですが、開発は知る人ぞ知るトライエースです。トライエースは『スターオーシャン』シリーズだけでなく『ヴァルキリープロファイル』も手がけたことで知られます。この作品、実は「第4回日本ゲーム大賞シナリオ部門」受賞作。加藤イチオシの名作なのです。 というわけで非常に期待している『スターオーシャン3』なのですが、期待するにはいくつかの理由があります。それはトライエースのこの作品に対するこだわりです。 この作品、ご多分に漏れずPS2でのシリーズ最新作ということで画面はフルポリゴンの3Dになっています。しかし、ほとんどのRPGが30fps(滑らかさの単位で、1秒間に何回画面を書き換えているかを示します)なのに対して『スターオーシャン3』では60fps。実に倍の滑らかさを実現しているのです。これは格闘ゲームなみの滑らかさ。 そのほか、ドルビープロロジック2に対応することにより5チャンネルの立体音響を実現していたり、ストリーミング再生により途切れることなく生演奏を再生させたり、ワイドテレビに対応してワイドテレビでも違和感のない画面を実現したり…。 ゲームの中だけでなく、プレイする上でのいくつもの「こだわり」に期待しているのです。肝心のゲームはSFテイストの少しアニメチックな画面で正直少し苦手なんですが、僕としてはぜひ挑戦して「こだわり」を肌で感じてみたい作品です。 |