ポポロクロイス はじまりの冒険 | ||
発売元 | SCE | |
価格 | 5800円 | |
ピノンはポポロクロイス王国の王子様。 ある日城の近くの“竜の祠”で助けた謎の生き物パプー、海辺で出会った不思議な少女ルナ、森で出会った元気な男の子マルコとともに、精霊の世界“ファントネシア”での冒険に巻き込まれていきます。 |
■人気シリーズらしい |
このゲーム、第1作目の発売時にもTVCMがガンガン流れていたのですが、僕は遊んだことがありませんでした。「泣かせるシナリオ」などの評判を聞いて非常に気になっていたのですが、遊ぶ機会がなかったんです。どこかであのアニメアニメした絵柄に拒絶反応があったのかもしれません。 で、気になるままに放っておいたんですが、最新作の画面を見てみるととても美しい! しかもシリーズ未経験者でも問題なく遊べるそうだ! ということで、『ポポロクロイス』初体験を決意したのです。 ところで『ポポロクロイス』はPSで3作発売されています。『ポポロクロイス物語』『ポポローグ』『ポポロクロイス物語2』の3作で、主人公はどれも『ポポロクロイス はじまりの冒険』の父親、ピエトロ。シリーズを通して同じ主人公のRPGというのは実は少なく、珍しい例だといえるでしょう。 そんな中で、ピエトロとヒロインであるナルシアの息子が続編の主人公だというのは歴史を感じさせます。ファンにはうれしい設定でしょうし、この作品から『ポポロクロイス』に触れるユーザーも抵抗なく始めることができるでしょう。 |
■ポチっとな |
というわけで早速プレイ。タイトル画面からゲーム開始、初めての戦闘と、期待通りの美しい3DCGで目を楽しませてくれます。ただ、ゲーム開始から視点の悪さが気になります。どうも視点が低く、「大人がピノンを見下ろしている感じ」なんです。このため、行きたい方向の見通しが悪く、ダンジョンなどで若干閉塞感を感じます。 戦闘は操作方法が少しだけ特殊ですが、ほぼオーソドックスなものと言えるでしょう。メンバーが複数になると「2人攻撃」「3人攻撃」などが可能になり、攻撃のバリエーションが豊かになっていきます。アニメーションも豊富で敵キャラクターも可愛いものが多く楽しめますが、戦闘シーンに切り替わるときのロードが若干長めなのが気になります。 ゲームは、主にストーリーを語るイベントシーンとダンジョンを探索するシーンに分かれ、敵に遭遇すると戦闘シーンに切り替わります。まさに王道と言えるでしょう。冒険で手に入れた武器や防具を装備すると、ちゃんと見た目も変化するのがうれしいところです。 |