都内の紅葉を楽しむ散歩コース
東京でも紅葉を鑑賞できるスポットはいくつかある。時期的には11月の中旬から12月の上旬くらいだ。都内の紅葉スポットは座ってゆっくり鑑賞というよりも歩きながら鑑賞に適している。というのも紅葉の多くは並木道となっているからである。そこで、今回歩くコースも考えながら、ベスト5を選んでみた。
選考基準はスポットで美しい紅葉よりもコースとしてトータルに美しいものを選んだ。
また、距離は手頃な2~3kmとなっている。
それぞれのコースに地図が付けられているので、参考にしていただければ幸いだ。
落ち葉を踏みながら歩くのも紅葉の楽しさ |
できれば歩く舗道には、落ち葉があり、それを踏みしめながら歩きたいところだ。目で見るだけではない、足でも感じる紅葉というわけだ。
その前に番外編
都内の紅葉スポットは実に多い。ベスト5には入らなかったものの、素敵な場所をいくつか紹介しよう。まずは「小石川植物園」「新宿御苑」といった有料の公園である。シーズンにこういった公園を訪れれば、間違いなく紅葉を楽しむことができる。ただし、有料ということで今回は割愛させていただいた。できれば散歩なので、無料で楽しみたいところだ。早稲田大学大隈講堂脇の銀杏 |
個人的には早稲田大学の正門あたりから、諏訪通りの銀杏並木は好きだが、このあたりも散歩コースとしてはマイナーな気がして選外とした。
また、JR四ッ谷駅からすぐの迎賓館前の銀杏並木もとてもきれい。
代々木駅あるいは原宿駅から歩ける明治神宮、新宿駅から歩ける新宿中央公園も大好きな紅葉スポットだが、これもベスト5には入らなかった。それだけ多くの紅葉スポットが都内にあるということだろう。
第5位 東京駅~半蔵門駅
散歩コースといってもその場所までのアクセスはとても重要だ。そこで、東京の表玄関ともいえる東京駅から歩く紅葉鑑賞のコースはどうだろう。東京駅丸の内中央口から皇居方向にむかい、皇居の外周を半蔵門まで歩くコースだ。まずは、駅前の銀杏並木。並木の下を歩いているときは気がつかないが、通り過ぎ、振り向くとレトロな東京駅の姿と並木道がマッチする。さらに遠ざかればビル群が見える。歩くと景色が変わってくるのがおもしろい。皇居からそのまま皇居東御苑に入ってもいいが、ここが外周をめぐり、桜田門、三宅坂をのぼり、半蔵門まで行こう。ここまでくれば、東京メトロ半蔵門線の半蔵門駅がある。
半蔵門駅で終了してもいいが、その先の千鳥ヶ淵公園から九段下方面まで歩いてもいい。
東京駅の丸の内側にある銀杏並木 |
そして、皇居外周は、三宅坂あたりから色づいた樹木が続いている。
地下鉄の半蔵門駅まで歩いてもいいし、まだ先の九段下まで歩いてもいいだろう。
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