あの六厘舎が東京駅地下街に!
これがEchika池袋の有料トイレ。料金は100円でパスモも使える! |
と、出てきたのは東京駅の地下に「東京ラーメンストリート」なるものが6月17日にできたというニュース。大崎の「六厘舎」をはじめとして、「塩専門ひるがお」「二代目 けいすけ海老そば外伝」などの有名店が軒を連ねている。というわけで、「六厘舎TOKYO」をお目当てにフラフラと出かけた。かつて大崎にある六厘舎は一度行ったことがあるが、モチモチの麺にダブルスープのつけ麺がとてもおいしかった。ただし1時間も行列に並んだのだ。こちらはさほど並ばなくてもいいだろうと出かけたが、いやいや甘かった。大崎の六厘舎以上の行列であった。これだと1時間以上並ぶ覚悟をしないといけないようだ。
仕方なく、八重洲地下中央改札からJRへ。この改札を入るとすぐに「銀の鈴広場」がある。昔から東京駅の待ち合わせの名所である。なんだか昔からある物を見るとホッとする。
「駅」+「地下」で「エチカ」
駅の構内にあるお店のことを「エキナカ」と呼ぶのだそうだ。とりあえず、エキナカのお蕎麦屋さんで蕎麦を食べる。そういえば最近はエキナカなどとともにできた「エチカ」という商業施設がある。「駅」と「地下」をプラスした造語で、東京メトロが運営しているのだそうだ。ここも当然ながら雨に濡れることなく、散歩ができる。現在は表参道、池袋にあるらしい。というわけでJR山手線で池袋へ向かうことにした。この日は雨、ではなくけっこう晴れていた。世の中ままならないものだ。こういう取材の日に限って雨は降らず、降って困るときに降ってしまう。
JR池袋駅の改札を出て、副都心線方面に向かう。ちょうど副都心線の改札先にエチカがあるのだ。もともと池袋の地下街が、西に伸びた感じとなっている。いちばん西側の出口から地上に上がってみると、西口五差路よりもさらに西側であった。
再びエチカに戻ってみる。あらためて通りを見ると、ちょっとノスタルジックなパリ風の街灯が並んでいたりして、お店は女性向けのものが多い印象である。池袋もこのエチカを含めると、地下街だけでもかなりの距離を歩くことができるだろう。
パスモで入れる有料トイレ
ちょっとおもしろいものを見つけた。それは有料トイレである。まだまだ東京で有料のトイレというのは珍しい存在だ。新宿駅と秋葉原駅にある有料トイレは使ったことがあるが、それ以外知らない。これは試してみよう。料金は100円。パスモを使うことも可能だ。というわけで、ピッとパスモで入室。トイレに金を使うなんて、実にリッチな気分だ。たまの贅沢、してみるもんだね。ちなみにさきほどの「六厘舎TOKYO」はものすごい行列だったが、こちらは行列なし。トイレも貸し切り状態だった。
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