勝安房邸跡
赤坂の地に長く住んだ勝海舟。2カ所屋敷跡があるが、こちらは明治5年、49歳から76歳で亡くなるまでここで過ごした屋敷の跡である。昨年の大河ドラマで話題となった篤姫や和宮が訪れたというのもこの邸宅であった。
今は碑だけが残る勝海舟の屋敷跡 |
勝海舟が亡くなった後は、東京市に寄贈され、平成5年までは氷川小学校の敷地となっていた。が、その後小学校は廃校になり、今は区立の特別養護老人ホームとなっている。
大銀杏が風に揺れている
ちょうど「勝安房邸跡」の碑がある場所に大きな銀杏の樹がある。風が吹き、わさわさと音をたてた。大銀杏の樹が歴史を見ていたのかも |
銀杏の樹はいつからここにたたずんでいるのだろうか。いずれにせよ、さまざまな歴史を見てきたことだろう。そんなことを考えながら赤坂駅へ向かった。
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