4/4 谷中、根津、千駄木の銭湯をめぐる散歩 [散歩] All About

これが「はじめ」の煮干そば

「はじめ」の煮干そば　680円

JRの西日暮里駅、あるいは東京メトロ千代田線の千駄木駅が最寄になるのだろうか、「つけめん★ＴＥＴＳＵ」を発見。昼間は行列ができているらしいのだが、夜は「はじめ」という名前で営業しているそうだ。
運よく、席が空いていた。
煮干ラーメンを注文。
これがうまい。煮干のだしがきいているのだけれど、いやらしくない。
湯上りの体にじんわりときいてくる感じがする。
ただ、他のお客さんは全員つけ麺を食べていた。ここでは、つけ麺のほうが人気らしい。

もうひと駅、田端まで

向陵稲荷という赤い幟が暗闇に浮かぶ

さて、お腹いっぱいになったところで、山手線をもう少し歩くことにした。
暗闇の中を道灌山方面へ歩く。かつてこのあたりに太田道灌が出城を築いていたと言われているこの台地を登る坂を向陵稲荷坂という。開成高校、開成中学があり頂上付近に向陵稲荷があった。暗闇の中に突然赤い幟が現れて少々驚く。

暗闇の向こうに田端駅南口が見えた

やっと見えてきた田端駅南口

東京というと、夜でも明るいというイメージがあるが、それは歓楽街だけで、住宅街などは暗いところが多い。
西日暮里から田端へ向かうこの道も一方が崖になっていて、もう一方は真っ暗な公園か住宅街だ。
崖下を見ると新幹線や在来線などが行き来しているのが見える。
不思議な景色である。
しばらく歩くと崖側へゆるやかに下っていく道があり、その先に田端駅の小さな明かりが見えた。