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リッチなドバイに日系エンタメ施設が誕生?

人工島群によるリゾートアイランドや高層ビルなど話題の中東・ドバイに2009年春頃、日系の屋内型アミューズメント施設「SEGA REPUBLIC」が誕生。気になるその中身などをチェックします!

執筆者:安達 孝之

中東のドバイにセガの屋内型アミューズメント施設?

施設内観イメージ
施設内観のイメージ
世界的な不況もどこ吹く風で、その驚異的な経済成長率から市内には高級ホテルや別荘などが立ち並び、完成すれば高さ819mにもなるという超高層ビルの建設も進んでいるドバイ首長国。そんなドバイに建設される最新屋内型アミューズメント施設の情報がセガから発表されました。

その施設の名前は「SEGA REPUBLIC(セガ リパブリック)」。セガ リパブリックは、セガとアラブ首長国連邦の企業法人であるEmaarMallsGroupLLCの両社がライセンス契約に基づき2009年春頃、ショッピングモール「ドバイ・モール」内に開設を予定している施設。

すでに同施設の開発計画は、簡単な概要とともにセガから発表されていましたが、今回はその名称と具体的な施設内容まで発表されました。ドバイということで気軽にゆける場所ではありませんが、我々日本人に馴染み深いセガという名が入るこの施設、その中身が気になりませんか?

リッチなドバイならではのスケールで開業!

施設内観イメージ
ドバイ・モール内の施設イメージ
そもそも、この「SEGA REPUBLIC」が入る「ドバイ・モール」とはどんなショッピングモールなのでしょうか。ドバイ・モールは2008年10月30日に開業したばかりの新施設。その大きさは総面積が約111.5万平方メートル、屋内フロアが約55万平方メートルと世界最大級のショッピングモールとなっています。

建築面積が約46,755平方メートルの東京ドームと比較すると、ざっと屋内フロアだけで約12倍。とてつもない広さですね。ドバイ・モールにはSEGA REPUBLICのほか、水族館やアイススケートリンクなども内包するということですから、単純にショッピングモールとは呼びがたいものがあります。

そして気になるSEGA REPUBLICの面積は約7,000平方メートル。2フロア構成ということで最終的にフロア面積がどれほどになるのかはわかりませんが、フロア面積が合計約9,600平方メートルの同社国内施設「東京ジョイポリス」と同等、またはそれ以上の大型施設となりそうです。

気になる施設のその中身は?

施設内観イメージ
「OUT RUN2 SP」などが設置される「Speed Zone」のイメージ
施設内は、「Entryzone」、「Speedzone」、「Redemptionzone」、「Sportszone」、「Cyberpopzone」、「WildAdventurezone」、「Eventarea」と計7つのコンセプトの異なるゾーンで形成します。

フロア下部は、Entryzoneがエントランスとなり、Speedzoneは大都会に張り巡らされたハイウェイをイメージしたゾーン。Redemptionzoneは仮想世界におけるスポーツアリーナをイメージしたゾーン。Redemptionzoneはきらびやかな電飾や巨大な景品ショーケースなどが並ぶファミリー向けリデンプションゾーンとなります。

そして上部フロアはSportszoneが仮想世界におけるスポーツアリーナをイメージしたゾーンで、Cyberpopzoneが電脳空間を表現したゾーン。WildAdventureZoneはゲームの世界ならではの秘境・遺跡をイメージしたゾーン。そしてEventareaが人々が集まってくるオアシスをイメージしたイベントエリアで、大型ステージや大型モニターなどを設置します。

世界初公開のアトラクションも稼働予定!!

施設内観イメージ
「HALFPIPE CANYON」などが設置される「Sportszone」のイメージ
各ゾーンに設置されるアトラクションは、シアター系ライドの「WILD WING」やスノーボードをモチーフとしたアクティブ・ライド「HALFPIPE CANYON」など東京ジョイポリスでも楽しめるもののほか、「STORM-G」、「SONICHOPPER」、「SPINGEAR」といった世界初公開のアトラクションも含む9機種。

そのほか、オープン時にはアミューズメント機器が約250台も設置される予定。これまで海外の日系アミューズメント施設といえば、中国の上海市で2005年12月に開設した「普愛楽園(PLAYER'S ARENA)」、香港の銅鑼灣で2008年4月に開設した「ワンダーパークプラス」などがありますが、中東ではSEGA REPUBLICが初の日系アミューズメント施設。

文化や慣習の異なる中東で、SEGA REPUBLICとアトラクション、アミューズメント機器がどのような評価を受けるのか、そういった意味でも非常に興味深い施設となりそうです。

スケールの大きさならこんなテーマパークも……

施設イメージ
ドバイ・ランドの公式パンフレットに描かれるジェットコースター
ちなみに、ドバイでは現在、敷地総面積が世界最大となるアメリカ・フロリダ州のテーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」の2倍に相当するという「ドバイ・ランド」の建設が進められています。なんともスケールの大きな話ですね。

□「SEGA REPUBLIC」施設概要
名称:SEGA REPUBLIC(セガリリパブリック)
住所:DownTownBurjDubai地区内「TheDubaiMall」
アクセス:Dubai国際空港より車で20分
オープン日:2009年春予定
面積:7,000平方m(約2,100坪)
設置台数:
 アトラクション/9機種
 アミューズメント機器等/約250台(オープン時)

<関連サイト>
ガイドおすすめ記事「ドバイ魅惑のショッピングモール」
ガイドおすすめ記事「5分でわかる!ドバイ旅行の基礎知識」
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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