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立体音響でビビる!新ホラーアトラクション

最新技術を駆使した立体音響系のお化け屋敷で、スカっと絶叫してみませんか? ふつうのお化け屋敷で体験できないリアルな臨場感を可能にする立体音響。その効果をご紹介いたします

執筆者:安達 孝之

立体音響で味わう絶叫体験はいかが?

皆さんは立体音響を体験したことはあるでしょうか? 例えば、映画館などでカーアクションものの映画を鑑賞していると、映像のなかの車が、実際に目の前を通り過ぎていったように音が聞こえる。これは臨場感を高めるために人工的に生成された立体音響による効果です。

以前は映画館などでしか楽しめなかった立体音響も、最近ではホームサラウンドシステムなども広く普及するようになって、誰でも気軽に体験できるようになりました。ですが、元々聴取用に設定されていない自室などでは、完全な音響空間を構築することが難しく、その効果をフルに堪能できていないケースが多々あります。

そこで、この立体音響をフルに堪能できるスポットとしてご紹介したいのが、アミューズメントスポットのサウンド系ホラーコンテンツ。古くから遊園地などでは音で怖がらせるお化け屋敷がありました。典型的なパターンは、やや薄暗い部屋にヘッドフォンを装着してじっと流れる音に耳を澄ますというもの。音がメインのコンテンツのため、見た目が地味で、やや廃れ気味でした。


最新の立体音響技術で変わるお化け屋敷

コンテンツイメージ
ヘッドフォンから流れるのは立体音響の怪談話
(C)2007 NAMCO LTD.,ALL RIGHTS RESERVED.
しかし、最近では最新の立体音響技術に加え、恐怖感を煽る状況演出などをプラスして、見た目にも派手で、かつ楽しいコンテンツに仕上げられています。東京・池袋「ナムコ・ナンジャタウン」内の「地獄便所」は座ってリスニングするタイプの立体音響お化け屋敷ですが、その状況演出にこだわっています。

このコンテンツでの設定は、袋小路小学校にある古ぼけた木造校舎のトイレ。参加者はこのトイレに模した薄暗い個室で、ヘッドフォンから生徒たちが噂する便所の怪談話を聞かされます。怪談話は行方不明になった生徒や、いたずらでトイレに閉じこめられた用務員の話などの3話。

もちろん、語られる怪談話は立体音響によるもので、語られる怪談話が実際に身の回りで展開しているような錯覚を覚えます。また、参加者が置かれるトイレで聞かされる怪談話だけに、「本当に起こっているのではないか」と周囲を見回してしまうこともしばしば。また、聴取スタイルは座ってきくタイプなので、気軽に楽しめるでしょう。

□ナムコ・ナンジャタウン「地獄便所」
住所:東京都豊島区東池袋3丁目
 サンシャインシティ・ワールドインポートマートビル2・3階 入園ゲート2階
営業時間:10:00~22:00(最終入園は閉園の1時間前まで)/年中無休
料金:300円(パスポートは使用できません)
電話:03-5950-0765
HP:http://www.namja.jp/

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