懐かしのおもちゃに再会できるミュージアム
数々の玩具を取り揃えた「おもちゃ歴史ミュージアム」 |
そこで、今度のゴールデンウイークは、子供の頃親しんだ「おもちゃ」たちに再開してみる休日はいかがでしょうか。数々の玩具を世に送り出してきたバンダイが4月28日、栃木県下都賀郡壬生町に「おもちゃのまちバンダイミュージアム」を開設します。
この「おもちゃのまちバンダイミュージアム」は、人々に「発明や工夫のすばらしさ、ものづくりの楽しさ」を体感してもらうことを目的に開設した施設で、バンダイが所有するトイコレクションからエジソンの発明品、コレクションにまつわる研究成果の一部を一般に公開します。
おもちゃの歴史はここにあり!
「企画展スペース」で展示される鉄道模型展には貴重な鉄道模型がズラリ |
展示されるのは、戦後、輸出された玩具から、キャラクター商品の誕生と発展、テレビゲーム時代を経て、多様化したニーズに対応する今日まで、エポックメーキングな時代にクローズアップした展示が行われます。また、スタッフによる説明や実演も行われ、より深く各時代の玩具について知ることができるでしょう。
実際に遊んでいたおもちゃを発見して、「あぁ、これこれ!」なんて童心に返り歓喜するのもいいけれど、父親の世代に遊ばれていたノスタルジックな玩具や、最近の玩具を前に、親子でおもちゃ談議で盛り上がる、なんていうのもいいかもしれないですね。
ゆったりとおもちゃの世界を堪能する
「屋外スペース」には「ペンデルプリンセス号」のほか、乗車できる電動ミニ鉄道も運行される |
「ホール」は、同施設のエントランスにあたるスペースで、全高約6mにもなる原寸大ガンダムの胸像の展示と、コレクションに因んだおもちゃや科学教材などを販売するミュージアムショップが設けられています。さらに入場口近くの屋外スペースには、1919年に製造されたイギリス製の蒸気自動車「ペンデルプリンセス号」などを展示します。
「おもちゃ」が、その名に付くミュージアムだけに、子供のみを対象にしたミュージアムかと思えば、このように大人もしみじみ深々と静かに堪能できるミュージアム。あなたも、こんな施設で、ゆったりおもちゃの世界を堪能してみてはいかがでしょうか。
■「おもちゃのまちバンダイミュージアム」
場所:栃木県下都賀郡壬生町おもちゃのまち3-6-20
バンダイコレクションセンター内
交通:北関東自動車道 壬生I.C.より車で約5分
JR東北本線「石橋駅」より車で約15分
東武宇都宮線「おもちゃのまち駅」より徒歩約10分
※駐車場有り
公開開始日:2007年4月28日
公開日時:不定期
6月30日までは土・日・祝日10時~16時30分(入館は16時まで)
7月1日以降の公開日時はホームページなどにて案内
学校団体のみ一般公開日以外でも申し込み可(日時、見学内容は応相談)
入場料:大人(高校生以上)400円、子供(4歳~中学生)300円
3歳以下は無料、団体割引あり
屋外スペースのミニ鉄道への乗車は別途200円
HP:http://www.bandai-museum.jp/
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