さて、それではこの筐体、気になるのはいつ遊べるのか、ということだが、残念ながら日本での発売がセガとなることが決定しているだけの段階で、具体的に導入が決まっているわけではない。
それに、この筐体、振り子のように時には激しく揺られる動作をするため、安全対策を考えると、プレー時にはなんらかのフェンスで囲う必要がある。となると、広さの都合上、導入できる店舗もスペースに余裕があるところに限られてくる。
個人的にはこれらの筐体を複数台繋いだ通信プレーは是非とも実現してもらいたいところ。CYCRAFTより前にリリースされ、同様につり下げたギミックを採用しているモーションシミュレーター、「VR-RACER」は、筐体を円形に8台連結して通信プレーを可能にしていることですし。それにしても、ここまでいくと、もう遊園地ですな……。
できれば、ソフトを交換することで様々なゲームに対応するこの筐体が、全国主要都市のゲームセンターレベルで楽しめれば最高。過激な体感ゲームが姿を見せなくなってしばらく経ちますが、ぜひともこの筐体が本格的に普及して、他社メーカーと体感ゲームで競い合って欲しいものですね。