■注目の新台が装備するナビ機能とは?
『サンダーV2』のナビ機能。これは簡単に言うと、目を停止させるストップボタンをナビゲートしてくれるもの。チャンスタイム突入時、スロットリール下の液晶画面に3つの目の停止ボタンを押す順を告知してくれる。
告知通り、順に左、右、真ん中など押していけば目が揃ってしまうのだ。う~ん、こりゃ目押し技術もいらなくて、カンタンにメダルゲットも可能だ。
このナビ機能は、チャンスタイム時しか使えない。だけど、そのチャンスを確実にモノにできる機能は、初心者でも大勝できるってこと。大勝ちできる期待感と難易度の低さを両立してるってことなんだよね。
■ゲームセンターで真価を発揮するパチスロ
この台がパチスロ店に登場した頃、初心者向けのナビ機能が高い評価を受けた。だが、難易度の高い設定が付けられることが多く、そのオモシロさが、やや霞んで見えた。
だが、ゲームセンターではパチンコ台もパチスロ台も、専門店より難易度設定を落とすのが常。ロケテスト台もその例に漏れず、難易度は低く感じられた。
難易度設定が低いと、ナビ機能に突入しても違和感が無い。これぞ、初心者向けのゲームセンター・パチスロ台! そしてこれこそゲームセンター向けのパチスロ台。
■んで、どっちがオモシロイのよ!
ビデオスロットに技術を競う部分はない。だが、揃うラインを予想し、メダルを賭ける楽しみがある。一方、パチスロには"運試し"的な要素は少ない。だが、目押しなどの技術をもってラインを揃える楽しみがある。
どっちがオモシロイかはムズかしいが、前者は言うまでもなく、誰でも気兼ねなく遊べる。後者を100パーセント楽しむには一定の技術持つ人と限定される。
そこへ間をとるように、初心者でも楽しめるよう配慮した台が登場。と考えると、今後『サンダーV2』がゲームセンターでどう評価されるか気になるトコロ。自分としては今のところ、後者に軍配が上がる、なんて思っていたりする。
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