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2008年度JPBAグランドチャンピオン(2ページ目)

JPBAのグランドチャンピオンに輝いたのは3名。メンズプローンクラスは京谷雄策プロ、ウィメンズプローンクラスは井上美彌プロ、ドロップニークラスは山田幸久プロ。この3名へのインタビューをお届けしよう。

執筆者:うるの 加奈

メンズプローンクラス 京谷雄策

京谷雄策プロ
初めてのグラチャンを手にした京谷プロ
グランドチャンピオン(以下グラチャン)をとれたことで、スポンサーや応援してくれている人に対して、恩を返せて良かったという思いが大きいです。やはりスポンサーや応援してくれている人にとって、求めるところはグラチャンなので、そのことに関しては本当に良かったと思っています。周囲の人から「グラチャンおめでとう」の声を聞いているうちに、グラチャンをとれていい仕事ができたなと感じる毎日です。

自分として今年の目標はJPBAのグラチャンではなく、IBAのワールドツアーで戦うことを目標にしていたので、その中でグラチャンをとれたという感じなんですよ。もちろんワールドツアーを目指す中で、JPBAのグラチャンになるということも視野には入れてましたが、ここが最終目標ではないですね。今年はワールドツアーのポルトガルとカナリア諸島の2つの試合にエントリーしました。ポルトガルで世界のレベルを目の当たりにして、すごく刺激を受けて、自分なりに練習を重ねて宮崎の大会に望んだんです。結果は3位でしたが、自分としては変わった部分が実感できたので、次へとつなげていけると思いました。

そして先日のカナリア諸島での試合にもエントリーして、すごくつかめてきました。波のサイズ次第というところはありますが、もっともっと上へいけるという確信を持ちましたね。波が大きくなりすぎると、やはりそのサイズの波の経験不足から勝つことは難しいですが、頭半くらいまでならいけるかな?と。日本でJPBAで勝つことだけを目標にしていたのでは、今の自分のさらなるレベルアップはなかなか望めないので、やはり上に挑戦して勝っていきたいと思っています。

ワールドツアーを体験したことで、ただDVDなどで見ているだけでは得られないものをしっかりとこの手につかんできました。メンタル面、試合の運び方、動き方、チューブへのタイミングの合わせ方など、本当に実践を経験したからこそ得られたものが本当にたくさんありました。来年はまず2月のパイプラインを皮切りに、ポルトガルとカナリア諸島にはエントリーします。都合がつけば、他の試合にもエントリーして、ワールドツアーでの戦いを身につけて勝ちたいと思っています。

確かに日本ではそんな大きいサイズのリーフブレイクの波で練習することができないので、そういう波での試合ではなかなかかなわないと思いますが、自分が経験したことのあるサイズでの波なら、もっともっと上を目指せると思います。来年は世界の舞台でもっと上を目指し、その中でJPBAのツアーでも優勝、グラチャンを狙えるように頑張ります! 応援よろしくお願いします!

【京谷雄策プロフィール】
スポンサー/ムラサキスポーツ、エレメノピー、ヘルムフィン、エアータイトウエットスーツ、フリューション999、incri.com、マリンジャック、go-naminori.com、コンバース
生年月日/1983年5月24日
出身地/大阪
居住地/神奈川
ホームポイント/鵠沼
ボディボード歴/10年
プロ歴/4年
ブログ/http://www.go-naminori.com/ysk

>>グランドチャンピオン井上美彌プロインタビュー>>
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