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ボディボード部位の名称&キック・パドリングのやり方を解説!

今回は、ボディボードの部位の名称をしっかり覚えておきましょう。そしてテイクオフと沖に向かうのに大切なキックの基本もマスター! パドリングを併用することでさらに推進力がアップするので、慣れてきたらパドリングも使ってみよう。

執筆者:うるの 加奈

ボディボード部位の名称&キック・パドリングのやり方

ボディボードのキック・パドリング

ボディボードのキック・パドリング

ボディボードをするにあたり、絶対にマスターしておきたいのがキック。キックがちゃんとできないとテイクオフができず、いつまでたっても波に乗れないままになってしまう。それに沖に向かう(ゲッティングアウト)ことも難しくなる。基本のやり方をしっかりマスターしよう!
 
<目次>
 

ボディボード部位の名称

ボディボードの部位の名称
デッキ、ボトム、ノーズ、テール、レールとどこがどこかしっかり覚えて!
これからボディボードの基本をマスターするにあたり、ボディボードの各部の名称を覚えておこう。
  • ノーズ……ボードの上側で幅が少し狭くなっており、ライディング中に手で持つ部分

  • テール……ボードの下側、ライディング中に太ももを置く部分

  • レール……ボードの横側、ライディング中に水に接する部分

  • デッキ……ボードの表側、身体を乗せる部分

  • ボトム……ボードの裏側でツルツルした素材、水面に接する部分
 

キック

いざ海に! という時、ボディボードの基本姿勢とともに大切なのがキック。キックをして沖へ進み(ゲッティングアウト)、波が来たときに推進力をつけて波に乗ってテイクオフ! ただ、このキックが上手くできないと、波においてかれてしまい、なかなか波に乗れないという状態になってしまうので、しっかりイメージをつかんで海の中で練習しよう。波待ちをしている時など、上手な人のキックを見たりして、練習をすればすぐにマスターできる。
 

フィンの使い方

キック
 
キック
膝を曲げながらゆったりと大きく動かすイメージ。慣れてきたら、テイクオフの時には早く動かしてみよう
基本的には水泳のバタ足と似たような感覚で、足の蹴り下ろしと蹴り上げを繰り返す。ただし、バタ足のように細かく足全体で動かすというよりは、膝下を使いながら足全体をしならせながら動かすというイメージである。

フィンを使ったキックでは水を押す推進力で進むが、平泳ぎの足の動きのように後ろ方向にキックするのではなく、上下にキックする。フィンのブレードがしなるように蹴ると、水は後ろに流れていき、そこで推進力が生まれる。通常のバタ足よりも、フィンをつけることで水の抵抗が強くなるため、フィンが上下ではなく斜めに動いてしまうことがあるので注意しよう。

蹴る時には両足の親指と親指をぶつけるような感覚で、水の中で自転車を漕ぐようなイメージ(膝で円を描く)で、足首を柔らかくしながら大きく動かしてキックすると真っすぐに進める。ゲッティングアウトの時や、沖で波待ちしている時に何度も練習しよう。

フィンには硬いタイプ(ハードタイプ)と柔らかいタイプ(ソフトタイプ)がある。筋力がない人や慣れていない初心者がハードタイプのフィンを選ぶと、フィンを上手にしならせることができず、足首を痛める原因になってしまう。初心者や、やってはみたものの足首が痛くて疲れやすいという人はソフトタイプのフィンを選ぶことをお勧めする。
 

パドリング

推進力を得るためには足を使うキックの他に、クロールのように手で漕いで進むパドリングがある。ボディボードではパドリングよりもキックの方が重要で、パドリングを使わないことも多いのだが、パドリングを併用することでさらに推進力がアップするので、慣れてきたらパドリングも使ってみよう。初心者は無理にパドリングをすると、身体が不安定になり、ボードと身体がずれやすくなるので、慣れるまではキックだけで進むほうが良いだろう。

パドリングをすると両手で水をかくため、ノーズを押さえられなくなるので、通常の基本体勢のままで行うとノーズが浮き、進みが悪くなる。パドリングをする時には、少し身体をノーズ寄りに乗せて行うと進みがよくなる。また、テイクオフをする時で、もうすぐ波に乗れるという最後の3回位はパドリングを使わずに、キックだけでテイクオフしたほうが安定してテイクオフが出来る。

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