ボディボード/ボディボード関連情報

ボディボード事前準備、波に乗る、危険回避(2ページ目)

友田たかしプロによる初心者向けハウツーvol.3。いざボディボードをしよう!と海に入る前に、事前に調べておきたい情報、確認したい内容をレクチャーします。危険防止のためにも、ぜひ知っておいてほしい。

執筆者:うるの 加奈

波を見て状況確認

海に着いたらいきなり入水するのではなく、まず、しっかりその時のポイントの状況をチェックしよう。海に入っている人数、セット(通常の波より大きいサイズの波、10~20分に3~4本くらい)の入ってくる時間や本数、波のサイズ、それらの状況をしっかり把握。

波待ちをしている人を見ていると、ほぼ横一線のラインで待っているのがわかるはず。そこが今日波が崩れて、乗りやすい場所ということ。沖に行く時には、そのラインを目標にしよう。

しばらく見ていると同じ場所から同じ方向に波に乗っているサーファー、ボディボーダーがいるのがわかる。そこは地形(海底の砂の形状)が良く、長く乗れる場所なので、上級者がたくさん波待ちをしているので、少し離れた場所で波を待つようにしよう。波のサイズが自分の力量以上の大きさの時には、無理せずギャラリーとしてみているようにしよう。崩れた白い波は押し返す力がとても強いので、ドルフィンスルー(波の下にボードごと潜って波をやり過ごす)がきちんと出来ないと、押し返されるだけでなかなか沖にいけずに疲れて、結局波に乗れないということになる。その上、流されてしまう危険もあるので無理はしないこと。


初心者には危険なカレント

カレント
堤防横のカレント
初心者向きのビーチや波のサイズが小さい時はあまり出来にくいが、海には岸側から沖に向かって流れていくカレント(離岸流)がある。このカレントを見つけると、楽に沖にたどり着くことができる。しかし実際は、カレントが出来る場所はテトラポット際や堤防横、河口などの場所が多く危険な面も多い。初心者のうちは無理にカレントを使わないほうがいいだろう。

カレントを使って沖に出る場合は、上級者や地元のサーファー、ボディボーダーに流れる方向を聞いてから、沖に向かうようにしよう。

>>海に入ろう!>>
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