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ダゼのために!ドナー登録のお願い

今、一人のスノーボーダーが「慢性活動性EBウィルス感染症」というまれにみる難病と闘っています。名前は「荒井善正」、通称「ダゼ」。今回はスノーボーダーな皆さんへ、「骨髄バンクへのドナー登録」のお願いです。

執筆者:日色 裕二

今、一人のスノーボーダーが、「慢性活動性EBウィルス感染症」というまれにみる難病と闘っています。名前は「荒井善正」、通称「ダゼ」。ガイドの友達でもあり、その人柄の優しさから多くの人に愛されている彼のことは、『荒井daze善正君を救う会』を中心とした仲間たちによる募金活動や、スノーボード関連のインターネットサイト、ブログ、専門誌などにも紹介されているので、これを読んでくれている人の中にも、すでに募金をしたり、「ダゼ」の名前を聞いたことがある人もいると思います。

今回はそんなスノーボーダーな皆さんに、改めてダゼを救うべく、「骨髄バンクへのドナー登録」のお願いです。

今現在ダゼは、病院のベッドの上で、骨髄移植をする為の骨髄ドナーを探しています。30万人いる登録者の中には、フルマッチする人を見つけることができず、新たな登録者を待っています。詳しい状況については、彼自身のブログに、とても素直で切なる願いが綴られていますので是非読んでみて下さい。

■「ダゼ」本人のブログ
target="_blank">http://blog.goo.ne.jp/dazet/

■ダゼ募金「荒井daze善正君を救う会」
target="_blank">http://dazebokin.fine.to/

■日本骨髄バンク
target="_blank">http://www.jmdp.or.jp/


参考までに

ちなみに僕は、昨年12月にドナー登録をしました。参考までに僕が経験した登録までの流れを書いておくと、まずtarget="_blank">骨髄バンクのホームページにて骨髄ドナーについて詳しく知り、自分自身がドナー登録をすることを決めました。そして、奥さんと両親に相談したところ、はじめはどちらも、ドナーになることで背負う僕自身の体のリスクを考え、心配そうな顔をしていましたが、ドナーについての小冊子を見せたり、色々と詳しく話すうちに最終的には募金もしてくれました。

それから次の休日までの約1週間。僕自身も色々と考えを巡らせ、だんだんと心が落ち着いてきました。「ダゼのために」から始まった気持ちは、いつの間にか「誰かのために」と変化し、最後にはそれが「自分のため」になることを知り、こんな機会をくれたダゼに改めて深い感謝の気持ちを感じるようになりました。

そして、あらかじめ骨髄バンクのホームページでダウンロードをし、記入を済ませた申込用紙を持って、秋葉原駅前にある「秋葉献血ルーム」へ。少し緊張していましたが、登録自体は何も難しいことはなく、受付で申込用紙を出し、採血程度に血を抜かれて、飲み放題のお茶を飲みつつ5分ほど待機。全部の所要時間は15~20分くらいだったと思います。「あとは選ばれるだけ。」なんて思いながら家に帰りました(笑)

僕もそうでしたが、何も知らないと登録の時から、「骨髄を抜いて・・・」とか「痛くて・・・」とか考えてしまいがちですが、そんなことはないので安心しましょう。

最後になりますが、一人でも多くの人が、これを機会に「ダゼのために、誰かのために、自分のために」、ドナー登録について考え、実際に登録をしてくれることを心より願っています。そして、みんなの気持ちが力となり、ドナーが見つかり、ダゼが回復し、再びスノーボードを履いて雪山に立てる日が来ることを、僕は信じています。

だから僕は、今出来ることを、精一杯の気持ちを込めて。

ドナー登録のご協力を、どうぞよろしくお願いします。
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