春スノーボードを満喫するならワックスが欠かせない!
いよいよ始まるスプリング・シーズン。暖かな陽気の中で、春の風を体全体で感じながら楽しむスノーボードは、とにかく最高!……ですが、1つ避けることができない問題もあって、春はボードが思うように滑らない!気温の上昇によりシャバシャバに溶けた春雪は水分を多く含んでいるだけでなく、汚れも浮いてきます。チューンナップショップ「ICE TUNE FACTORY」の小林さん。毎年東京ドームで行なわれる「日産X-TRAIL JAM」などでも出場選手のワクシングをしている |
そこで今回は、これから始まるスプリング・シーズンに向け、春向けワクシングのコツ&注意点を、埼玉県八潮市にあるチューンナップショップ「ICE TUNE FACTORY(アイスチューンファクトリー)」の小林さんに教えて頂きましたのでご紹介します。
それでは、さっそく始めましょう!
春向けワクシングのコツ
まずは実践する前に、春向けワクシングのコツを簡単に整理しておきます。リムーバー後、ソールを拭き取るとこんな感じに。かなり汚れてます! |
春スノーボードを楽しむと、1日でソールは真っ黒になります。ハイシーズンとは比べものにならないので誰でもすぐにわかると思いますが、春向けワクシングでは、この汚れをキレイに取り除く作業(ソールクリーニング)がとても重要になります。
汚れがひどい時にはリムーバーを使い、クリーニングワックスをかける時にはワックスペーパーを使い、さらにはブラッシングもいつもより入念に行ないます。ソールが汚れている状態では、どんなに良いワックスを塗っても効果が半減してしまうことを覚えておきましょう。
R0WAXのハイフッ素ワックス「RUBY」。ガイドも実際に使っています! |
水分を多く含む春雪には、撥水効果の高いフッ素配合の滑走ワックスを塗ると効果的です。フッ素含有量の高い「ハイフッ素」ワックスは、値段も高いですが、その分ボードはよく走ります。
財布と相談しつつ、滑走ワックスも色々と試してみると面白いでしょう。
では、次ページより実践に入ります!