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スノボゴーグルは初心者も必要?スキー場での曇りや日焼け対策法

スノーボード初心者でゴーグルを買ったものの、スキー場で着用するか悩んでいる人はいませんか? 不安や悩み、めんどくささを感じるボーダーもいるかもしれません。ゴーグルはいらない? それともいる? スノボゴーグルの悩みをQ&A方式で解決します。

執筆者:日色 裕二

スノボにゴーグルは必要? 不安や疑問にQ&A方式でお答えします!

はじめは邪魔なゴーグルも、上手くなるとなくてはならない必需品になる

はじめは邪魔なゴーグルも、上手くなるとなくてはならない必需品になる

初めてスノーボードをする人の中には、ゴーグルを持ってはいるものの、オデコに上げていたり、首に提げていたりするなど、滑走時はゴーグルを装着しないでいる人もいます。ゴーグルを着用しない理由は人それぞれですが、よく耳にするのは、「曇りの日はまぶしくないからいらない」「慣れないし、違和感があって邪魔」「すぐに曇る」「ゴーグル焼けしたくない」といった理由。
スノボ上級者に「ゴーグルは絶対必要!」と言われ、何となく購入をした初心者の人もいると思います。しかし実際に使わなくては意味がないし、使い方を知らなくては「ゴーグル」という宝の持ち腐れになってしまいます。そこで今回は、スノボゴーグルに関してよくある質問や悩みにQ&A方式でお答えしたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
 
<目次>
 

Q. 初めてスノーボードに挑戦しますが、ゴーグルは必要ですか?

A. スノーボードの技術レベルに関係なく、ゲレンデ滑走時はゴーグルを着用することをおすすめします。ただし……、スノーボードの最初の練習では、ゴーグルを着用していなくても、なんとかなるにはなります。

実際にゲレンデへ行くと気が付くと思いますが、コースをビュンビュンと滑り去っていくスノーボード上級者は、必ずと言っていいほどゴーグルを付けています。一方スノーボードを始めたばかりのビギナーは、ゴーグルをしていない人が多い印象です(持っていても着用していない)。

理由は簡単で、ボードを使ってターンができるようになり、滑るスピードが段々と速くなってくると、「視界の確保」がとても重要になってくるんですね。滑るスピードが速くなればなるほど、視界は狭くなりますし、まして天候が悪い日は、風や雪で目が開けていられなくなります。つまりスノーボードの技術が上達すればするほど、誰もがゴーグルの必要性を感じるようになるのです。

まだ速いスピードで滑走ができず、上手く滑ることが難しいビギナーにとっては、その「視界の確保」についての実感もしにくいでしょう。実際のところ、ゴーグルをしなくてもなんとかなるので、着用しない人が多いのでしょう。 ただ1つ覚えておいて欲しいのは、ゴーグルは「視界を確保する」役割以外にも、重要なはたらきを持っているということ。雪山での強い紫外線から「目を守る」サングラスのような役割や、転倒時に目の周りをケガをしないための「プロテクター」の役割もあります。スノーボードの技術レベルに関わらず、できればしっかりと着用するようにしましょう。
 

Q. 初心者はどんなゴーグルを選ぶのがおすすめですか?

A. ゴーグルの選び方を簡単に説明すると、選び方のポイントは「フィット感」と「レンズカラー」。またゴーグルを購入する際は、必ず試着することをおすすめします!
 

Q. ゴーグルを着用するとレンズが曇ってしまうのですが……

ゴーグルはスノーボードの技術レベルに関わらず、なるべくしっかりと着用しましょう!

ゴーグルはスノーボードの技術レベルに関わらず、なるべくしっかりと着用しましょう!

A. ゴーグルのレンズが曇ってしまう原因はさまざま。しかしレンズの曇りの代表例としては次のようなことがありえます。覚えておくと対策できますよ。
  • ゴーグルが濡れた状態で、オデコに長い時間付けたままにしていた
  • 首下にゴーグルを提げたままにしていた
つまり滑走時は、できるだけ顔に付けたままにしておくのがおすすめ。また滑り終えた後は、使ったゴーグルを必ずしっかりと乾かすこと。濡れたまま放置すると、次の日いざ使おうと思っても、曇りがとれず使えない……なんてことがよくあります。

またどんなにケアしてもすぐにレンズが曇ってしまう際に確認したいのは、そのゴーグルがどのブランド製品かということ。スノーボードに詳しくない方は、どうしても予算を優先して道具を選んでいくので、ゴーグルも安物になりがちです。ガイドの経験から言うと、聞いたこともないようなノーブランドの格安ゴーグルは、正直あまり役にたちません。

特にスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツが好きなら、誰もが知っている有名ブランドのゴーグル商品を選ぶことをおすすめします。価格はそこそこするかもしれませんが、正しくメンテナンスをしていれば、そんなに頻繁にレンズが曇ることはないと思います。

ゴーグルは、スノーボードグッズの中で最もデリケートなアイテム。値段が安くても役に立たなければ意味がないので、「機能」と「価格」をしっかりと考慮して購入しましょう。 
 

Q. 「ゴーグル焼け」をしたくありません。何か良い方法はありますか?

A. 雪山は雪が太陽光を反射するため紫外線が非常に強く、何も日焼け対策をしないでスノーボードをすると、思いのほか顔が黒く焼けてしまいます。「ゴーグル焼け」とは、装着しているゴーグルから下の部分(鼻から下半分)だけ黒く日焼けしてしまい、顔がパンダのような状態になることを言います。

「ゴーグル焼け」を防ぐ方法としては、「日焼け止めを塗る」ことはもちろん、ここ数年利用者が増えている「フェイスマスク」を装着するのがおすすめ。最近のスノーボードショップにはオシャレなフェイスマスクの商品が多数揃っています。お金をかけたくなければ、普段使っているお気に入りのバンダナを巻くなど、顔のゴーグルから下を覆えるグッズなら何でもOK!
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ゴーグル焼けをしないように、また自分なりのオシャレを楽しむように、フェイスマスクをしてみてはいかがでしょうか。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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