またまた冬がやってきます!お店には9月より少しずつ新商品が増え始めます |
「メーカー保証という安心」が付いた正規商品と、「とにかく安さが魅力」の並行輸入商品。両方を比べた時、どちらにもメリット・デメリットはありますので、事前の知識として知ることでより自分にあった道具、購入方法を選択して欲しいと思います。
ではさっそく始めましょう!
スノーボード「正規商品」「並行輸入商品」とは?
BURTONの保証書。正規商品のボード、バインディング、ブーツには必ず付属されます |
まず「正規商品」とは、その名前が示すとおり日本の正規代理店を経由する「正規ルート」を通ってきた商品のことを言い、「正規商品」にはそれを示すシリアル番号やフォログラム(シール)、メーカー保証書などが付いています。
次に「並行輸入商品」ですが、これは今説明した「正規商品」以外の商品のことを言います。これらは、例えば販売店のバイヤーが海外のショップで直接買い付けをして日本に持ち込むなど、「正規ルート」を通らずに日本に入ってきている商品のことです。
「並行=ニセモノ」というわけではないので、品質に問題があるわけではありませんが、仕入先が特定できないようにシリアル番号が消されていたり、統一の番号に変更してあったりします。また当然保証書は付いていません。
2つの違いは「安心感」と「価格」にあり!
ボードには1本1本シリアル番号が付いています。 |
■正規商品
「正規商品」のメリットは、なんと言っても製品に対する「安心感」です。シリアルナンバーなどによりしっかりと管理された商品には、「メーカー保証書」が付属されるので、製品に問題があればすぐに販売店やメーカーが対応をしてくれます。家電製品に保証書が入っているのと同じ感覚というとわかりやすいでしょうか。
デメリットは、並行商品と比べると、販売価格が高いことです。
■並行輸入商品
「並行輸入商品」のメリットは、正規商品よりも格段に安い価格にあります。日本での販売価格をコントロールする正規代理店の影響を受けないので、自由な価格設定ができるのです。大手インターネットショップや大型バーゲン・ディスカウントショップなどで格安販売されているのは、ほとんどが並行商品になります。
またデメリットはというと、正規代理店を通さないので当然メーカー保証が受けられません。並行商品を扱うお店によっては独自の保証を設けているところもありますが、よく検討する必要があると思います。また中には判別のつかないB級品があったりもしますので、そういったリスクも理解した上で購入する必要があります。
・安心感 → 正規品 > 並行品
・販売価格→ 並行品 > 正規品