ブレイク間近!
Volkl Snowboards(フォルクル・スノーボード)
今回は、そんなたくさんのブランドの中からガイド自身も、かれこれ4シーズンの間、実際に愛用し乗り続けているボードブランド「VOLKL SNOWBOADS(フォルクル・スノーボード)」をご紹介します。
先シーズンより、専門誌など様々なメディアでの露出も増え、全国の各ゲレンデでも「フォルクル」のボードを目にする機会は増えていると思いますので、ちらほら噂を聞いたことがある人は多いはず。ブレイク間近!これからが楽しみな注目のブランドですので、気になっている方は要チェックですよ!
ガイドイチオシ!「SQUAD(スカッド)」シリーズ
フォルクルのボードと一言にいっても、「フリースタイル」「フリーライド・オールマウンテン」「ウーマンズ」「レース」といったように、使用するフィールドやカテゴリーに合わせて色々なタイプのボードがあります。それぞれがクオリティーの高い素晴らしいボードに仕上がっていますが、その中でもガイドの一押しは、なんと言っても、トリック重視のフリースタイラーにオススメの「SQUAD(スカッド)」シリーズです。フォルクルと言えば「SQUAD(スカッド)」シリーズ!今期よりVICE(バイス)とRIOT(ライオット)を新たにラインナップに加え、それぞれの好みに幅広く対応します。 |
スカッドシリーズボードのわかりやすい大きな特徴は2つあります。まず1はセットバック0cmのツインチップ形状。トリック重視ということで、スイッチライディングのやり易さを考えるならやっぱりツインが良いですよね。
もう1つは、どっしりとしたライディングの安定感を感じつつも、不思議と簡単に曲がってくれる太めのウエスト幅。昔のただ太いだけのボードはターンがしずらい欠点を持っていましたが、ボードは確実に進化しています。太さがもたらす安定感の中にある操作性は、乗れば必ず実感できるちょっとしたサプライズになると思います。
実際ガイドは、「PRIME-155(プライム)」「SQUAD-155(スカッド)」「VICE SQD-154(バイススカッド)」に乗っているので、その特徴を簡単に説明します。
Rider:Alex Schmaltz(スカッドプライム使用) |
スカッドシリーズのハイエンドモデル。今期モデルのプライムと次に説明するスカッドは、前期モデルよりもさらにウエスト幅が太くなっていて、フレックス(硬さ)も気持ち硬くなっています。この2つの違いは、プライムはスカッドよりもさらに軽く、さらに硬く、ライディング時の衝撃も吸収します。乗り心地はまさにザ・高機能ボードと言った感じ。結構硬いので、ビギナーは控えましょう!
■「SQUAD-155」
ガイドが最も多く使っているのがこのスカッドです。すでに説明したように、全体的なライディングの安定感もそうですが、ワンメイクジャンプやトリックの着地時のへばりつくような安定感は抜群です。またしっかりとした反発力がありますので、ある程度滑れる人で、これから総合的にもっともっと上手くなりたい!という人にピッタリだと思います。
■「VICE SQD-154」
前期のスカッドを気持ち柔らかくしたモデルで、太めではあるけど適度なウエスト幅と、しなやかなフレックスでとても乗りやすいボードです。もっと上手く滑れるようになりたくてウズウズしている初中級者はもちろん、これからワンメイクを始めたい!という人にも良いと思います。またしっかりと滑れる上級者ならグラトリやジブ用に使うのも良いでしょう。
よりフレックスの柔らかさを求める人や、体重の軽い人、脚力のない人などは、もう1つの新しいスカッド「RIOT SQD(ライオットスカッド)」がオススメです。今期より新しくリリースされるバイスとライオットは、価格もお手頃になっています。
カタログ号をチェック!
フォルクルには、スカッドシリーズの他にもまだまだ色々なボードがありますので、これを機に今すぐカタログ号でチェックしてみてましょう!(トランスワールド、スノースタイル、スノーボーダー誌に載っています。)では次回もお楽しみに。
・Volkl Snowboards