「ファースト・ディセント(=人が初めて滑る斜面)」に挑戦する新旧を代表する5人のスノーボーダー (C)2005 Pepsi-Cola Advertising and Marketing,Inc. All Rights Reserved. |
スノーボードが劇場で観られるなんて、
興奮しないはずがない!
好きという気持ちだけで続けてきたスノーボード。僕は、始めた当初から専門誌の一語一句を見逃すまいと読みあさり、そこに描かれるスノーボーダーのライディングとライフスタイルに憧れました。そしてひたすらにスノーボードを愛し続けて11年の時が経ち、今はこうして自分自身がスノーボードの楽しさを伝える側に立っています。しかし「楽しさを伝えたい!」とは言っているものの、いったいスノーボードの魅力ってなんだろう? そもそも自分はスノーボードのどんな所に魅了され、虜になっているのか? 自分自身ではその魅力を肌で感じわかっているつもりだけど、実際にそれを人に伝えるのは中々難しい。ちょうどそんなことを考えている時に、「ファースト・ディセント」の試写会の話を頂きました。
■ハンナ・テーター(19歳) 2006年トリノオリンピックの金メダリストがプライドをズタズタにされながらもアラスカの急斜面に挑む (C)2005 Pepsi-Cola Advertising and Marketing,Inc. All Rights Reserved. |
どんな映画なんだろう?
いよいよ幕が開きオープニングが始まった瞬間に、胸の高鳴りは興奮へと変わり、僕は「ファースト・ディセント」の世界へとのめり込んでいきました……。
冗談ではなく、すべてが想像以上で言葉が出なかった
スノーボーダーの聖地アラスカを舞台とした、偉大なライダー達の世界最高峰の挑戦。そこに映し出されるライディングは、すべてがエキサイティングで見るものを圧倒。そして、死と隣り合わせの究極のライディングに挑むライダー5人(テリエ・ハーコンセン、ショーン・ファーマー、トラビス・ライス、ショーン・ホワイト、ハンナ・テイター)それぞれの内面を写しだすストーリーと、生きた言葉に心が震える。また、最高のライディングと共に綴られるスノーボード25年の歴史は、単に過去を振り返るだけではなく、映画の中でショーン・ファーマーも語っていたスノーボードの「得体の知れない魅力」を解き明かし、これからのスノーボードの行方をも予感させる。
映画が幕を閉じた時、僕は最高に興奮していました。最近ずっと考えていた「スノーボードの魅力とは何か?」という問いに、自分なりの答えが見えた気がします。
この映画は、スノーボードが好きな人は絶対に観た方ががいい。またそうじゃない人も、偉大なライダー達の挑戦やスノーボードの在り方にきっと何かを感じることができるはず。是非劇場に足を運んで、スノーボードの世界を覗き見て欲しいと思います。
あと最後に、改めて思ったことが1つ。
スノーボードって、やっぱり最高にカッコイイ!
次回もお楽しみに。
人は、限界点を越えられる。歴史に残る「ファースト・ディセント」への挑戦が始まる (C)2005 Pepsi-Cola Advertising and Marketing,Inc. All Rights Reserved. |
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・スタッフ
監督 ケンプ・カーリー
ケヴィン・ハリソン
・出演
ショーン・ホワイト、ハンナ・テータ-
テリエ・ハーコセン、ショーン・ファーマー
ニック・ぺラタ、トラビス・ライス
・使用楽曲
Foo Fighters「Hell」
Jack Johnson「Badfish」
Beck「Black Tambourine」
・上映時間 110分
・製作年/国 2005/アメリカ
・配給 東北新社
・公開 12月23日(土)、渋谷シネ・アミューズ他、全国順次ロードショー!