スノーボード/スノーボード関連情報

snowboardグッズ講座 vol.2 ボードの選び方(2ページ目)

すぐに使えるwebレッスン。初めてスノーボードをする人はもちろん本格的に滑りたい人も。道具選びの使える知識から滑り方まですぐに役にたつHOW TOです。

執筆者:清原 幹也

スノーボードの滑り方は、大きく分けてフリーライド・アルペン・フリースタイルの3種類に大別できます。ビギナーの人は、フリースタイルモデルから始める事をお勧めします。それぞれの中でも細かく枝分かれしているのですが、基本となる3種類を紹介します。

フリーライド

これは、ボードの先端と後端の形が微妙に違うことが特徴の板です。ディレクショナル(方向性)と言って、前方向に滑りやすく、後ろにも進めるというモノです。ビギナーから中上級者まで、トリック、レース、バックカントリー、すべてのスタイルに対応します。

アルペン

アルペンはスピードを競うスタイルです。アルペンボードはスピードを求めるため、極端に細く、ブーツもハードブーツを使用します。強い弾力性、深いサイドカーブ、後ろのチップがすっぱりと切られているのが特徴の板です。カービングしやすいボードになっています。
ゲレンデクルージングモデル、フリーカービングモデル、デモンストレーションモデル、レーシングモデルなどに分類されます。

フリースタイル

ボードの先端(ノーズ)と後端(テール)の形が同じなのが特徴の板です。
フリーライドよりボードの弾力性が堅く、反発力に優れています。
そのため、高いジャンプが出来るという特徴があります。
ビギナーから上級者まで使えます。
もし、トリック系に走りたい、もしくはトリックする予定の人は、迷わずこのタイプを選んだ方がいいと思います。
フリースタイル系モデルは、フリーライディングモデル・ハーフパイプモデル・パウダーモデル・グランドトリックモデルなどに分類されます。

●フリーライディングモデル
アルペンモデルとフリースタイルモデルの中間的な要素を持ち、自然の地形でトリックやクルージングなどオールラウンドな滑りを目的とします。
どのような状況にも対応できる性能は、ビギナーから上級者にまで広く受け入れられています。 パウダーなども滑るなら普段使用しているボードよりも5~10?長めで幅が広く、ノーズが反り上がったボードを選んだ方が更に快適に滑れます。

●ハーフパイプモデル
パイプ用にボトムでのコントロール性を重視したサイドカーブがきつめのボードや、滞空時間を稼ぐため長めでスピードが出るボード、反発力のある硬めのボードがおすすめです。フリーライディング、フリースタイル用でも全く問題はありません。ハーフパイプモデルは、通常の進行方向と逆向きに滑走するフェイキーライディングがしやすいように、テールが大きく前後対照の形状にしたり、真横にセッティングしたブーツが雪面を引きずらないよう、ボード幅を広くした設計のものが多く見られます。また、ボトムでのスピードロスを防ぐためのカービングターン性能も重視されています。 

●グランドトリックモデル
スピントリック時の回転性能を追求し、ノーズとテールのシャベルを極端に小さくしたり、スライド性を重視してサイドカットラジアスを大きくしたものがあります。

※CHECK※ 通常、ビンディングを固定するのに片足で4本のビスを使用しますが、BURTONというメーカーのボードだけは3本のビスで固定するようになっています。もしBURTONを選ぶときは、ビンディングにBURTON用のベースプレートが付いているかどうかを確認しましょう。

すぐに使えるwebレッスン。初めてスノーボードをする人はもちろん本格的に滑りたい人も。道具選びの使える知識から滑り方まですぐに役にたつHOW TOです。
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