スノーボード/スノーボード関連情報

snowboardグッズ講座 vol.2 ボードの選び方

すぐに使えるwebレッスン。初めてスノーボードをする人はもちろん本格的に滑りたい人も。道具選びの使える知識から滑り方まですぐに役にたつHOW TOです。

執筆者:清原 幹也


snowboardグッズ講座

自分に合ったボードがあると上達も早いものです。楽しいスノーボードができるように、自分に合ったボード選びの参考にしてください。

ボードの長さ

ボードを選ぶ時の基準として、ボードを自分の横に立ててみてください。ボードの先がだいたい自分のあごから鼻の位置にくる位の長さがだいたいの目安で、身長ひく10~20センチぐらいと言われています。 

ボードが長いと 高速滑走時に安定感が高くスピードが出るようになります。パウダーでは、より浮力が大きくなります。ボードが長すぎてしまうと回しにくくなり、ボードコントロールにロスがでて素早い動きが難しくなります。
ボードが短いと ターンしやすくなり、ボードを回しやすくなります。ボードが短すぎると高速滑走時に不安定になり少しの雪のコブなどでバランスを崩しやすくなります。

長さは、スタイルや体形によっても違ってくるので参考程度に。
体重の重い人はやや長めのボードを選んで、女性の人や脚力の弱い人やトリックにも挑戦したいという人は少し短めのボードを選ぶと扱いやすいでしょう。
ボードの長さの単位はセンチ。ボードの説明書きに152とあったら、152センチの長さのボードということです。

ボードの幅

広めだと 安定性があるけれど、広すぎると加重しにくくターンの時に大きな力が必要になります。
細めだと ターンの時にスピーディーに切り替えしができます。

※CHECK※ ビンディングを取付けている部分のボードの幅が細過ぎてブーツがボードよりはみ出してしまっていると、つま先やかかとがターンの時にドラグ(引っかかる事)してうまく滑れなくなるので注意、きちんと確認しましょう。
ブーツのつま先とかかとが、少しだけボードから出ている位がベストなので、ブーツとビンディングとボードを合わせてチェックも忘れずに。だいたいブーツのサイズに対してボードの幅が3センチメートル以上狭くならないぐらいが目安です。

ボードの柔らかさ(フレックス) とボードのねじれ(トーション)

硬めだと 高速安定性が高くなり、反発力が強いのでオーリーやエアの時に高さが出せます。滑っている時の安定性があり、板の反発力が大きいのでエアートリックなど高いエアーを出す反発力があるため、エアートリックでは高いエアーを出すことができ、高速時に安定する反面、脚力が必要になってきます。
柔らかめだと ボードがしなりやすく操作性がよく、板の反発力が小さいのであまりふんばらなくても連続したターンをしやすいです。ビギナーの人は短めで柔らかめのボードがおすすめです。

ねじれが大きいと ターンしやすいのでビギナーの人にはねじれが大きい方が扱いやすいです。
初めてボードを購入するときは、トーションにあまりこだわらなくてもボードが硬いか柔らかいかを意識したほうが良いですよ。
はじめての人は柔らかめで少し長めのボードのほうが扱いやすいと思います。

※CHECK※ 硬い柔らかいの見分け方法は、板をタテに立てて頂点を持って下方向に力を加えてみると柔らかいボードは意外としなるのがわかるはず。いろいろ試しているうちに柔らかいボード、硬いボードが結構、わかってくるはずです。不安な人はショップの店員さんに聞くのが良いですね。

ボードの重さ

重いとその分ボードをコントロールするのに力が必要になったり、リフトではボードの重さで足に負担がかかるのでビギナーの人は軽いものの方が扱いやすいですよ。
  

グラフィック(板に描かれた絵)

あとは自分の気に入ったデザインで選びましょう。自分に合ったボードの中から好きなグラフィックを選ぶのが良いけれど、とても気に入ったグラフィックがあれば、極端に合わないボードでない限り、グラフィックでボードを選ぶのもスノーボーダー。楽しく気持ちよく滑る事が第一なので。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます