サーフィン/サーフィン関連情報

初心者テク プルアウト バックサイド編

フロントサイド(岸を背にして乗る)プルアウトに続き、今回は逆側のバックサイド(波を背にして乗る)プルアウト。難易度は上がりますが、とても大切な基本テクニックなので、必ず習得してください。

執筆者:田村 隆之

前回フロントサイド(岸を背にして乗る)プルアウトをご紹介しました。今回は、逆側のバックサイド(波を背にして乗る)プルアウト。フロントサイドよりバランスが取りづらく難易度は上がりますが、とても大切な基本テクニックなので、必ず習得してくださいね。

実際にプルアウト バックアウトサイドをやってみる

poutb1
スピードがあれば、安定したターンもしやすい
フロントサイドプルアウトと同様、今回も波に力がなくなり、ライディングを終えるときのバックサイドのプルアウトです。スピードが落ちないよう、波の裏側にバランスを保ち向かっていきましょう。

poutb2
視線は行きたい方向を見るように!
いよいよターンに入っていきます。ターンするときはボードが曲がるよう、体重は後ろ足に乗せます。このとき、上半身も進行方向に向けておきましょう。サーフィンでは、上半身の動きがとても大切なのです。

poutb3
ほどよく膝を曲げるように。曲げ過ぎはNO GOOD
スピードがあれば、ターンも安定します。もう少し体勢を倒して、波の裏を目指します。あまり力まず、リラックス。

poutb4
さらに上半身をねじって……
しっかりと進行方向に進んでいます。上半身の動きでボードがしっかりとついてきます。しっかり波の裏が確認できるので、人がいないこともしっかりチェック。

poutb5
もう波の裏は目の前です
波のトップまで行ったら、ボードが飛んで行かないように、前足で押さえつつバランスを保ちます。

poutb6
ここまでくれば、もうプルアウトができたも同然
しっかり波の裏に向かっています。もしスピードがなかったら、波のトップまでは行きづらくなります。勢いをつけたまま進もうと意識しましょう。

poutb7
これで終わり!バックサイドプルアウトの完成です
完全に波の裏にボードが到着。バックサイドのプルアウトが完成です。このあとは再びボードに寝そべりパドリングし、次の波を探しに行きましょう!

プルアウトは乗った波がよくなく、すぐにライディングをやめるときに有効なテクニック。波に乗り続けたら人と接触してしまうような危険を回避するときも使えます。

ちなみにプルアウトすれば前乗りしてもいい、なんてことは絶対に絶対にありません。もし誤って前乗りをしてしまった場合は、必ず謝ることも忘れずに! みんなが気持ちよくサーフィンするためにも、ルールはきっちり守っていきましょう。



<関連リンク>
電撃サーフィン
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonでサーフィン関連の商品をチェック!楽天市場でサーフィン関連の商品をチェック!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます