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アンドロラバーのモニター感想 「破壊力満点」はウソじゃない!(4ページ目)

しばらく前に、「『取扱注意』の破壊力満点ラバー」としてアンドロの「レボリューションC.O.R」を紹介しましたが、そのラバーモニターとなった5人の方から寄せられた感想を紹介します。

執筆者:壁谷 卓

クリオネさん(男性、東京都)
卓球歴:8歳から30年(大学教員。教職員の地区大会などで優勝経験あり)
戦型:私は回転重視の攻撃型(スマッシュよりはドライブの比重がやや多い)
ラバー:タキファイア・スペシャル特アツ(バタフライ)を使っていましたが,それと比べてスポンジもラバーもずっと硬質のはずなのですが,あまり違和感が無く驚きました。

週に平均3回、1回につき1時間半程度練習していましたが、ラバーの消耗具合についてはまったく問題を感じませんでした。従来はスポンジもゴムも軟らかめのタキファイア・スペシャルのアツか特アツを使っていました。これは、相手が強ドライブしたときにドライブをかけ返しやすい、ショート系の打球が多いので相手の打球の勢いを吸収しやすい、それからツッツキなどの回転をかけやすい、という理由からでした。

<弾み>
モニターで使ったものがMAX(特アツ?)だったし、スポンジもゴムも硬質な感じだったのに、タキファイア・スペシャルと比べても案外違和感がなく、むしろゴムが硬いぶん弾みが押さえられる感触を持ちました。打球音は、「キンッ」とか「カンッ」という音なので、打っていて気持ちいいです。

球離れが速くてコントロールしにくいという印象はまったくなく、思ったより扱いやすい印象を受けました。ゆっくりとした回転系の打球のときだけ、球離れがわずかに速いと感じました。

<回転>
タキファイア・スペシャルと比べても大きな遜色はありませんでした。タキファイア・スペシャルのほうが、手元で打球時に球を「こねる」とき、スポンジやゴムがやわらかいぶん、微妙に長くこねられる感じもありますが、その違いは15%程度だと思います。

ツッツキなどでもナックルロング系の球は、レボリューションC.O.R.のほうが少し球離れが速いだけに出しやすいと思いました。

<やりやすい技術>
スマッシュがやりやすいのはもちろんですが、意外だったのは、ショート系のブロックやストップがタキファイア・スペシャルよりもやりやすくてよく止まるということです。スポンジが硬質なので球の勢いが殺せるということなのか、印象ではレボリューションC.O.R.のほうが35%増しくらいのやりやすさを感じました。

速いツッツキや速めのナックルロングなども、こちらのほうが打ちやすく感じました。やりにくい技術というのはなく、案外初心者の人でも扱いやすいのではないか? という印象を持ちました。
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