トーナメント方式で真剣勝負を演出
昨シーズンとは違い、今シーズンはトーナメント方式で行い、各節(1節5日間)ごとにチャンピオンを生み出すシステムに変更した。
「リーグ戦の場合、いま何勝何敗だから、ここで負けてもいいやっていう安易な気持ちが出ちゃうことがあるんですよね。トーナメントのほうが一戦一戦、真剣に戦うからお客さんとしても面白いし、選手としても調子によっては、これはいける、決勝までいけるっていう日があると自信になるっていうんですよね。選手からそういう意見があったものですからね」
負けた選手には敗者トーナメントが用意されており、賞金もつくため、モチベーションを保つ「仕掛け」も怠りない。
このサーキットには昨年から紅一点のリー・チュンリ(ニュージーランド=写真)が加わっている。
「女子のサーキットもやりたいけど、いまやっても、トップが全部中国ですからね」という三木さんに、「でも、ボロス(クロアチア)とかシュテフ(ルーマニア)なら十分に張り合えるのでは?」と聞くと、「考えてるんですよ。はっきりいって、考えています」とのこと。早ければ来シーズンにも女子のトーナメントが実現する可能性があるかもしれない。