テニス/テニス関連情報

ラケットのお手入れ

家や職場で大掃除をして新たな気分で新年を迎えるようにラケットのストリングスやグリップなども年に一度はメンテナンスをし、気分一新して初打ちテニスを楽しみましょう。

執筆者:吉原 浩通

文章 : 吉原浩通(All About「テニス」旧ガイド)

 

 


家や職場で大掃除をして新たな気分で新年を迎えるように
ラケットのストリングスやグリップテープなども年に一度はメンテナンスをしましょう。

ラケットの仕組みや張り替え時期の目安などを交え、ラケットのメンテナンスのポイントをわかり易く説明します。
 
   
 
ラケットをパーツに分けると
フレーム本体  
ストリングス  
グロメット(ストリングスとフレームのあいだにあるプラスティック製の部分)  
グリップ  
バットキャップ(エンドキャップとも呼ばれるグリップの底の部分)  
の5つのパーツとなります。  

5つのパーツのうちストリングスグロメットグリップ
消耗品ですので傷み具合によっては交換が必要となります。


 ■ストリングス
 

ストリングスは常に強い力で引っ張られていますのでプレイ頻度に関係なく、傷んでいきます。
(1ポンド=約0.45Kgですので55ポンドで張っている場合は約25Kgで引っ張られている状態です)

プレイ頻度に関係なく3~4ケ月に1度の張替がベスト!

しかし、月1プレーヤーや不定期プレーヤーではそうも言ってられません。また「いつ張り替えたか忘れちゃった」と言う方も多いのが現実。そこで、張り替え時期の目安をご紹介します。

 
ストリングスの張り替え時期の目安
 
     
  ・ボールの飛びが悪くなった
・打球音が鈍くなった
・打球感がいつもより硬く感じた
・ストリングスの交わる部分にくぼみができた。(画像1)
・ストリングスが変色(画像2)、退色した
・ささくれ状態(画像3)になる
  などです。  
     
(画像1)
(画像2)
(画像3)

上記に該当しなくても1年以上張り替えていない場合は、この機会に張り替えることをお勧めします。
 ■グロメット
 

グロメットは、ストリングスがフレームの角で切れないように保護するとともに、フレームに食い込む事を防止するためのものですので、傷んでくるとストリングスが切れやすくなるばかりか、
最悪、ラケットが使い物にならなくなる場合があります。

 
グロメットのチェック項目
 
     
  ・欠けたり割れたり広がったりしていないか(画像4)
・ストリングスが食い込んできていないか
  などです。

グロメットは傷み具合が判り辛いので注意深く見て下さい。
   
(画像4)

ストリングスが張ってある状態では完全に把握できませんので
ストリングスを張り替える際、ショップの人に「グロメットが傷んでいるようでしたら交換を」と頼んでおけば安心です。

 

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