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ツアーステージ「新生X」登場!(3ページ目)

ブリヂストンスポーツは、記念すべきツアーステージブランド10周年にあたる今年、「新生TOURSTAGE X」の新ラインナップを発表。全15機種にもおよぶフルラインナップを2回に分けて全モデル紹介。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

「新生X」ドライバー登場

それではそれぞれのモデルを順に見ていきましょう。

まずはドライバー。もっともハードヒッター向けと位置づけられる「X-DRIVE 901」は限定5000本。発売後すぐに人気となり、既にメーカーにも在庫がなく、残念ながら特注対応などは難しくなっているといいます。

ハードヒッターが恐れる左へのミスを抑制し、叩きにいけるドライバー。形状は伝統的ないわゆる洋ナシ型で、構えるとトゥ側にボリュームを感じます。

ガイドも試打したところ、ロースピンの強い弾道が連発。ボールをしっかりつかまえないと右にミスしそうな雰囲気を感じながらも、左右の曲がりもほとんどないストレートボールでした。計測結果ではスピン量は全機種で最も少なく、やはりハードヒッター向けと位置づけられそう。ツアープロも多く使用しているようです。

ツアープロ多数使用。「X-DRIVE 701」
「X-DRIVE 701」もツアープロの使用が多いドライバー。丸型の安心感のある形状で「J's」以来のブリヂストンの典型的な形状ともいえます。インテンショナルショットを可能にする「操作性重視設計」というコンセプト。ドローやフェードを打ち分けられる上級者に重宝しそうです。

ガイドの試打では、ストレートに打てたつもりでも微妙にフェード、またはドローすることが多くありました。「901」に比べると打ち出し角は高いこともあり、問題はないと感じましたが、ゴルファーによっては気になるかもしれません。大きな慣性モーメントで、曲がりを抑えるように働く最近の大型ドライバーの傾向にはあてはまらない、なかなか骨のあるクラブという印象です。

>>さらに、ドライバーの紹介>>
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