本当に観たい、女子“プロフェッショナルレスリング”

女子プロレスにかつての人気&輝きは戻ってくるのか?
人気低迷、復興の兆しすら見えない女子プロレス界。その現状を一言で表せば、閉鎖感という言葉になるのだろう。固定ファンのみに向けられた情報やマニアックな興行に、将来性を期待できるものはなく、行き交う選手の貸し借りは興行の独自性を奪い、往生場を無くしたベテラン勢は人材の循環を阻害する。

もちろん、この限りではない。不況の最中も団体としての基盤を失わずに必死に興行を続けているところもあるし、各団体で、新人選手が皆無かと言えば、そうでもない。にも関わらず、この状況が一向に改善しないのは何故か?

その原因の最たるものは、未だに消えない「プロ意識を失った、馴れ合い腐敗」なのだろう。一部の選手、専門誌、関係者、時として勘違いしたファンにも宿る、諸悪の根源。これこそが、女子プロレスをよりディープでマニアックな世界へと追いやった。

最近では、語られる場や機会すら減っている女子プロレス界。その問題提起へ、関係者を集めた不定期開催の座談会を実施する。

しかしながら、ハッキリと書いてしまえば、本座談会の趣旨には「女子プロレス界の人気復興」といった、いかにも建前的で無責任な謳い文句は一切ない。どちらかと言えば、直向な努力を続けている一部の選手や団体が、足を引っ張られることのないよう、悪しきしがらみを切り離してしまいたい、そんな気持ちの方が強い。なぜなら、我々が本当に観たいのは、女子“プロフェッショナルレスリング”だからだ。

【座談会参加者】
G:ガイド
J氏:女子プロレスの興行やメディアに携わる関係者
W氏:幼少より女子プロレスを観続け、現在では女子プロレスの取材も行うライター