野球/WBC 最新コラム

ドミニカ強烈…WBC1次登録メンバー徹底分析

3月に行われるWBCの1次登録メンバーが発表されたが、その打線がまさに“掟破り”になりそうなのがドミニカ共和国。投手力としては、ベネズエラと日本が安定度あり。現段階での戦力を分析してみたい。

瀬戸口 仁

執筆者:瀬戸口 仁

野球・メジャーリーグガイド

ドミニカ打線は掟破り

ダルビッシュ有
高く評価されているダルビッシュ有。WBCでの活躍が今後の飛躍の鍵となりそう
3月に行われるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の1次登録メンバーが発表されたが、その打線がまさに“掟破り”になりそうなのがドミニカ共和国だ。また、投手力としては、ベネズエラと日本が安定度あり。現段階での戦力を分析してみたい。

ドミニカ共和国はメジャー屈指の大砲が揃い、その破壊力は凄まじい。A・ロドリゲス(ヤンキース)やA・プホルス(カージナルス)ら昨年2008年30本塁打以上をマークした選手が4人、25本以上だと8人を数える。A・ロッド、プホルスの他は、A・ソリアーノ(カブス)、V・ゲレロ(エンゼルス)、M・テハダ(アストロズ)、J・レイエス(メッツ)などで、DHにD・オルティス(レッドソックス)が控える。ただ、右ヒジ手術を行ったプホルスと左ヒザ手術をしたゲレロの出場は微妙だが、それ以外にもC・ペーニャ(レイズ)、A・ベルトレ(マリナーズ)、H・ラミレス(マーリンズ)、A・ラミレス(カブス)らがいるため、破壊力が落ちるとは思えない。

アルー監督は「どこにも負けない選手たちだ」と自信満々。しかし、この“掟破り”打線に比べて投手陣はあまりにも非力だ。ドミニカ共和国が勝ち進むには、打線がどれだけ投手力をカバーできるかにかかっている。
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます