球団別解説(今年の予想順4位~6位)
【広島東洋カープ】
<打線>
大きな補強はなく、相変わらず若手の成長頼みである。それでも一昨年から打線は整備されてきており、故障者が続発しなければ、他チームに大きく見劣りすることはない。
<投手>
ロマノ・ベイルが抜け、新加入のフェルナンデスも未知数だが、昨年後半から若手が出てきた。
<総合>
全体として大幅な戦力増はないものの、下位の2チームよりは総合力が上と判断し、4位と予想する。
【東京ヤクルトスワローズ】
<打線>
ガイエルが新加入したが、岩村・ラロッカの離脱があまりにも大きい。2006年は打ち勝ってきたチームだが、打力は一気にリーグ下位まで落ちた。
<投手>
先発のコマ数不足を新入団の外国人で補うが、未知数である。また、リリーフ陣も全く固まっていない。
<総合>
去年は3位まで躍進したが、打力の低下に加えて、守備面でも不安を抱える。
【横浜ベイスターズ】
<打線>
多村の離脱が大きい。村田・吉村ら若手の成長で面白い打線なのだが、コマ数に不足が生じている。2005年にリーグ3位まで上がった打力だが、2006年は4位に落ち、今年はさらに下回るだろう。
<投手>
工藤・寺原の加入が話題だが、三浦以外に信頼感のある先発ピッチャーがいない。リリーフ陣はまあまあなのだが、2006年に最下位であった投手力を立て直すまでには至っていない。
<総合>
2005年は3位と躍進しながらも2006年は最下位に沈んだ横浜だが、今年も浮上できる要因が少ない。チーム編成に難があり、効果的な戦力補強がなされていない感がある。よって今シーズンも6位と予想する。
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