球団別解説(今年の予想順1位~3位)
【読売ジャイアンツ】
<打線>
小久保が離脱したが、小笠原・谷・ゴンザレスらの加入で厚みが増した。2007年はおそらくリーグトップの打線になるだろう。
<投手>
開幕から上原・パウエルを欠くが、若手投手陣の成長がそれを補うだろう。先発・リリーフ陣とも中日・阪神ほどの安定感はないが、コマが揃う後半戦に力を発揮するだろう。
<総合>
今年は少なくとも3位プレーオフ圏内に入るのは間違いないが、中日・阪神の戦力低下を考えて、1位と予想する。
【中日ドラゴンズ】
<打線>
中村紀の加入が話題だが、全体的には戦力に変化がないか、やや落ちるだろう。アレックスが抜けた穴を新入団の李が補うが、初年度は未知数と考えていいだろう。また今年はレギュラーの勤続疲労が出る年なのではないか。
<投手>
投手陣も大きく変わらないが、2005年シーズンと同様に中継ぎに不安を残す。
<総合>
セ・リーグ6球団の中で一番安定・固定した戦力を持ち、落合監督就任以来の1位か2位であることには変わりないだろう。しかし今年は競り合いを勝ちきれないと見て、2位に予想する。
【阪神タイガース】
<打線>
ラインナップはほぼ変わらない。今岡の復活がカギになるが、2005年優勝した当時の爆発力はもうない。去年はリーグ3位の得点力だったが、今年も同程度になるだろう。
<投手>
井川の離脱とともに、先発ローテーションの安定感が落ちた。ジャンなどの新戦力をもってしても、その穴は埋まらないだろうJFKを中心とするリリーフ陣は強力だが、やや負担が重くなるだろう。
<総合>
打力・投手力ともにリーグ2~3位の力を持っているのだが、優勝する決め手に欠く。よって3位と予想する。
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