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2005年の日本人メジャー挑戦選手16人の紹介 「2005日本人メジャー情報」(2ページ目)

4月4日に開幕する2005年のメジャーリーグ。ア・ナ両リーグ全地区に揃った日本人メジャー選手とメジャー候補選手16名を紹介する。

執筆者:コモエスタ 坂本

ナ・リーグ西地区

■中村紀洋(ロサンゼルス・ドジャース)
近鉄バファローズからドジャースにマイナー契約で移籍した中村。2年前のメッツ入り寸前時よりも評価は落ち、またビザ取得での渡航遅れが響き、出遅れ気味。メジャー入りには奮起が期待される。

■大塚晶則(サンディエゴ・パドレス)
1年目の昨年は、セットアッパーとして大活躍。ホワイトソックス高津とともに、二年目のジンクスに挑む。

ナ・リーグ中地区

■田口壮(セントルイス・カージナルス)
2004年はほぼメジャーに定着し、スーパーサブの働きでワールドシリーズにも出場した田口。今年はカージナルス強力外野陣の中で「外野のレギュラー」を目指す。

ナ・リーグ東地区

■松井稼頭央(ニューヨーク・メッツ)
1年目の昨年、センセーショナルなデビューとその後の不振・故障などでニューヨークの話題にさらされた松井稼頭央。今年はショートからセカンドにコンバートされ、2番セカンドで安定した活躍が期待される。

■石井一久(ロサンゼルス・ドジャース)
2004年は13勝8敗の成績を挙げながらも、好不調の波が激しく、首脳陣から信頼されず、メッツに移籍。今年はフォークボールを解禁して、「正真正銘の左腕エース」を目指す。

■大家友和(ワシントン・ナショナルズ)
昨年は好投するものの勝ち運に見放され、また右手首の骨折でシーズン後半を棒に振り、3勝7敗の成績。しかし、その前2年が2ケタ勝利と、エース級の実力は評価されている。今年はチームがエクスポズ→ナショナルズと新球団になり、首都での活躍が期待できそうだ。


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