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楽天野球団の島田亨新社長を直撃インタビュー 「楽天球団社長に聞く(2)」

2005年のNPB新規参入を果たした、東北楽天ゴールデンイーグルス。「楽天球団社長に聞く(1)」に続いて、楽天野球団の新社長島田亨氏のインタビューの模様をお送りします。

執筆者:コモエスタ 坂本

2005年のNPB新規参入を果たした、東北楽天ゴールデンイーグルス。「楽天球団社長に聞く(1)」に続いて、楽天野球団の新社長島田亨氏のインタビューの模様をお送りします。


三木谷氏との奇縁

楽天球団新社長の島田亨氏
楽天球団新社長の島田亨氏

--島田さんが楽天球団社長に就任した経緯を聞かせてください。

私はインテリジェンスという会社の創業メンバーで、12年ぐらいかけて上場したのですが、上場日が楽天と一日違いでした。三木谷(楽天社長、楽天球団オーナー)とは年齢も生まれ月も一緒で、当時から知り合いだったのですが、その後交流を深めました。私は直近三年は投資事業を行っており、比較的時間に余裕のある生活だったのですが、(2004年の)10月5日に三木谷から「野球をやらないか」と電話をもらいました。

大きな話だったので、電話で即答というわけにもいかず、会って話をしようということになりました。ところが三木谷氏は(新規参入の)渦中だったもので、なかなかスケジュールが合わず、会えたのが2週間後でした。信頼できる人物でしたし、内容のある話だったので、10月21日に(副社長就任を)受諾しました。(その後、12月1日に社長就任)

「球団社長」と「球団代表」の違い

--一般のファンにわかり辛い点ですが、球団社長と球団代表の職責分離はどうなっているのでしょうか?

私も本当にわかりませんでしたし、GMが絡むとさらに複雑になるのですが、簡単ですよ。球団社長は会社の社長で、球団代表はチームのトップです。普通の会社と違うのは、プロ野球選手という個人事業主の集団で、日本全国を渡り歩くような野球団を運営するのには凄いパワーがかかるビジネスということです。それを動かしていくのが球団代表で、それらを含めた全体的な組織運営をするのが球団社長です。球団代表とGMの区切りは難しいのですが、チームの編成に責任を持つのがGMということです。


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