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楽天野球団の島田亨新社長を直撃インタビュー 「楽天球団社長に聞く(1)」

2005年のNPB新規参入を果たした、東北楽天ゴールデンイーグルス。その運営会社である楽天野球団の新社長、島田亨氏にインタビューし、球団運営やプロ野球スタッフを目指す人たちの熱意などを聞いた。

執筆者:コモエスタ 坂本

2005年のNPB新規参入を果たした、東北楽天ゴールデンイーグルス。その運営会社である楽天野球団の新社長、島田亨氏にインタビューし、新規参入の意気込みと、私たち素人がスタッフとして参加できるか否かの可能性を聞いてみた。


8000人→23人の「狭き門」

楽天球団新社長の島田亨氏
本当に欲しいのは、人と比べられないほどの「ハマりこみ」ができる人間!(楽天球団新社長の島田亨氏)
--球団職員への応募が最初の2日で2000人も集まったそうですが。

最終的には8000人集まりました。その中で採用したのは、アルバイトの方も含めると、23人です。400分の1ですか。ほんと、狭き門でしたね。

--応募者は、野球やスポーツビジネスに携わりたいという意欲を持った人が多かったのでしょうか?

もの凄く多いですね。逆に、熱意だけで比べると優劣をつけられないですよ。普通、熱意で優劣を判断する部分もあるじゃないですか。普通の会社の面接だったら、「本当にここに来たかったの? 調べてきたの?」とかで比較的ぺらっと化けの皮が剥がれてしまうんですけど、みんな熱意があるので、そこじゃ量れませんでしたね。そうすると、やはり経験やスキルで判断することになります。最後に本当にどうしても優劣がつけられない場合は、フランチャイズである東北に縁がある方を優先しました。

人と比べられないほどの「ハマりこみ」

--野球に携わりたいとか、野球に関係した仕事に就きたい、例えば楽天野球団に入りたいと思っている人は、どんな事をしておくと道が開けるでしょうか?

今の話と矛盾するようで、結果矛盾しないと思いますが、人と比べられないほどの「ハマりこみ方」をすることですかね。今回8000人の応募があった中で、約3人の方が普通の思い込みと違うぐらいの思い込みを持っていたんですよ。

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