ではここから現状の阪神にとって?、?に当てはまる選手を探ってみると・・・
?トレード・新入団選手の活躍
(1)FA選手ではパリーグ10年間で通算打率2割7分7厘136本塁打の片岡篤史内野手(前日本ハム)の獲得成功により長年の懸念であったサードのレギュラーが決定。
(2)パリーグ2年間で64本塁打・158打点をマークしたアリアス内野手(前オリックス)の獲得で待ちに待った4番打者ができる。
(3)ドラフトでは社会人NO1右腕と評判の安藤優也投手の獲得に成功。
(4)この他にも新しい戦力を随時補充するために、春季キャンプにて選手を見極めた上でのトレードの可能性も監督自らが公言しています。
?選手の予期せぬ復活・活躍
(1)昨年0勝に終わり背番号を18番から4番に変えて出直しを期す藪恵壹投手の活躍
(2)デビューした年から8勝→13勝→5勝→10勝→3勝→10勝→昨年1勝と今年が活躍する年?にあたる川尻哲郎投手。
(3)星野監督も潜在能力を高く評価する今岡誠内野手、新人年から2年連続3割をマークした巧打者・坪井智哉外野手など、野村前監督下で能力を発揮できなかった選手の復活。
といった選手達が、星野監督が就任1年目に好成績をあげている事実からも、ファンが想像している以上の結果を残す可能性があります。ここからも阪神の復活が成されるのではないでしょうか。
阪神のように長期低迷しているチームを立て直すのは、そう簡単にはいかないでしょう。しかし、同様に低迷しつつあったチームを、トレードや起用法で選手をソノ気させ、チームの活性化を実現してきた星野監督なら、おそらく1年目から少なくとも昨年よりはチームを良い状態に導いてくれるでしょう。
野村前監督からはどのように戦っていくかを教わり、そして選手にやる気を持たせつつ尻を叩くにはうってつけの星野監督にバトンタッチ。浮上できる材料の整いつつある今、今年は「星野マジック」で上位進出の夢も実現するかもしれません。
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