MVPには大阪近鉄打線を完璧に抑えるリードを披露し、打つ方でも5割の高打率をマークしたヤクルト・古田捕手。大阪近鉄にとっては一番警戒していたであろう選手がシリーズMVPというところからもこのシリーズを象徴しています。またローズ選手の悔し涙と「負けては何も意味が無い」というコメントが完敗であったことを物語っているのかもしれません。がしかし、大阪近鉄もこの一年よく戦い続けてのリーグ優勝、そしてこの悔し涙を忘れずにまた来年もパリーグを賑わせるチームへと頑張ってほしいものです。
何はともあれ、日本一となったヤクルトスワローズ、そして惜しくも悲願の日本一を逃した大阪近鉄バファローズの選手や関係者の皆様、1年間お疲れ様でした。また両チームのファンの皆さんも日本シリーズを戦えるチームの応援ができて羨ましく思います。この後はまたドラフトやFAなど来季に球界も動き始めますが、どうぞ両チームの皆さんは束の間のお休みでリフレッシュして、来季もファンを楽しませる活躍を期待しています。
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