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サッカーでも増加中の“ヨコシマ”なクラブ(4ページ目)

サッカーのユニフォームと言えば、縦縞(タテジマ)のイメージが強い。だが、もともと区別のために用いられた縞模様は、ラグビーのように横縞(ヨコジマ)も存在し、最近では世界的に少しずつ増加中である。

執筆者:斉藤 健仁

ヨコジマクラブも“ボーダー”レス化

ジーコが在籍していたフラメンゴも横縞が伝統だ
ちなみに、1895年創立のブラジルのクラブ・デ・レガタス・ド・フラメンゴは赤黒のヨコジマである。フラメンゴはもともと、女の子にもてようとした青年たちがレガッタクラブとして設立された経緯を持つ。そのため、ヨコジマを採用したのは、そのあたりが要因であろう。

また、昨シーズンからドイツの強豪バイエルンも昨季から赤白のヨコジマとなった。70年代や90年代はタテジマだった時代もある中で、ヨコジマを採用した。どうやらサプライヤーの関係のようだが、赤一色時代よりもスタイリッシュである。バイエルンのクラブカラーの赤白は、バイエルンの紋章に見られる熊手模様(上が赤で下が白の、広い意味でのヨコジマ)であり、タテジマにしなければいけない理由は見あたらない。

やはり、強いチームに憧れるのは世界共通。ヨコジマのクラブがもっと活躍すれば、ヨコジマのユニフォームを採用するクラブも増えていくのでは……。今後、タテジマのクラブだけでなくヨコジマのクラブも“ボーダー”レスになりそう。



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