ヨーロッパの最高峰のクラブチームで競われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)。セルティックの中村俊輔選手の活躍などで、今では日本でもすっかりおなじみとなった。だが、出場チームの決め方や、アウェーゴール方式など、もう一度基礎知識をおさらいしておきたい。

CLはスポーツ新聞の提案で始まった!?

今季はどのチームが「大耳」を手にするのか(バルセロナ・ミュージアム)
「チャンピオンズリーグ」としての歴史は実はまだ15年ほど。このCLの起源となったのは1955年に始まったヨーロッパカップ。これは、UEFA(欧州サッカー連盟)ではなく、フランスのスポーツ紙「レキップ」の主導で行われ、人気などを考慮して招待された16のクラブで争われた。

ちなみに第1回優勝クラブはレアル・マドリーで、この年から5連覇を果たしている。歴代最多優勝もレアル・マドリーで通算9回。

その後、ノックアウト方式のトーナメントで毎年8チームによって争われ、現在の「チャンピオンズリーグ」となったのは1992-1993シーズンからである。このシーズンからは、前年に試験的に行われていたグループリーグ方式が、トーナメントの前に加えられ、参加チームも32と増加した。

CLの大会方式はリーグ戦&トーナメント

CLは2002-2003シーズンまでは、1次リーグ、2次リーグと2回のリーグ戦の後に決勝トーナメントが行われていたが、2003-2004シーズンからグループリーグの後に決勝トーナメントを行うことになった。

グループリーグは各グループ4チームずつ8つのグループに分けてホーム&アウェー方式で行われる。各グループ上位2チームが決勝トーナメントへ進み、3位のチームはUEFA杯3回戦へまわることとなる。決勝トーナメントもホーム&アウェーで行われ、決勝戦だけは1試合のみ中立地(勝ち進んだ場合、出場チームのホームになってしまう場合もある)行われる。

よく話題にのぼるアウェーゴールとは?

グループリーグから準決勝までは、ホーム&アウェーで行われるため、2試合の通算得点が同じになった場合は、アウェーゴールを多くとったチームの勝利とする。それでも決まらない場合は、2試合目の試合後に前後半15分の延長戦を行う。

延長戦後、得点数が同数であった場合にもアウェーゴールが適用され、アウェーチームが次のラウンドに進出する。延長戦でも無得点の場合はPK戦で決定する。

例えばAクラブがホームで0-0とBクラブに引き分け、アウェーで2-2と引き分けたとする。2試合の通算得点は2-2で同じになるが、Aクラブの方がアウェーでのゴールが多いことから、Aクラブが勝者となる。