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世界中の2006年W杯予選をまとめてチェック! W杯アフリカ予選・2004年末(2ページ目)

2006年W杯ドイツ大会まであと1年半。世界中で行われているW杯予選の進行状況はしっかり把握していますか?今回は2004年末現在のアフリカ大陸予選の状況です。

執筆者:宮本 あさか


グループ1:2002年の衝撃は、ドイツに帰って来るのか

グループ1
勝点 得点 失点  
W杯出場歴
1 トーゴ 10 3 1 1 6 2  
 
 
 
2 ザンビア 10 3 1 1 6 4  
3 セネガル 10 3 1 1 9 5
2002(ベスト8)
 
4 コンゴ 6 2 0 3 6 7  
5 リベリア 4 1 1 3 1 7  
6 マリ 2 0 2 3 3 6  

2002年日韓W杯最初の衝撃を巻き起こしたのが、セネガル代表。初出場セネガルが開幕戦でディフェンディングチャンピオン・フランスを破ると、そのまま勢いに乗ってベスト8まで突っ走ってしまいました。

さて、そのセネガルは現在3位。ただしグループ1~3位までは同勝点で並んでいます。これは3チーム同士直接対決での勝点はいずれも3点と横並びのため、直接対決における得失点差が反映された結果(トーゴ+1点、ザンビア0点、セネガル-1点)。

ところで現在1位のトーゴは、1978年と1998年にセネガルW杯出場の夢を無残にも断ち切った最大のライバルらしいです。そして前評判通り、第2節のトーゴ対セネガルは3-1…。注目の2回戦は、2005年6月17日@セネガル!


グループ2:未来の開催地は勝ち抜けるか!?

グループ2
勝点 得点 失点  
W杯出場歴
1 南アフリカ 9 3 0 2 5 5
1998、2002
 
 
 
2 ガーナ 8 2 2 1 6 2  
3 DRコンゴ 8 2 2 1 5 4
1974(旧ザイール)
 
4 カポベルデ諸島 7 2 1 2 4 5  
5 ブルキナファソ 6 2 0 3 5 6  
6 ウガンダ 4 1 1 3 2 5  

2010年、南アフリカは史上初となるアフリカ大陸でのW杯を開催します。でも「バファナ・バファナ」たちが目指すのは、まずはドイツ上陸+3回連続のW杯出場権獲得。

その南ア最大のライバルと言われるのが、ピッタリ2位につけているガーナ。ブンデスリーガで大活躍のサミュエル・クフォー(バイエルンM)とアイザック・ボアクエ(ビーレフェルト)を中心に、前評判通りの力強い活躍を見せています。

とにかく全5組の中で、唯一全チームが勝利を上げ、勝点が非常に僅差でもつれているのがグループ2。後半5節が白熱した戦いになることは間違いなさそうです。


グループ3:まさに、死のグループ。

グループ3
勝点 得点 失点  
W杯出場歴
1 コートジボワール 12 4 0 1 10 3  
 
 
 
2 リビア 10 3 1 1 7 4  
3 カメルーン 8 2 2 1 7 5
82、90(ベスト8)、94、98、2002
 
4 エジプト 7 2 1 2 11 9
1934、90
5 ベニン 2 0 2 3 6 11  
6 スーダン 2 0 2 3 2 11  


アフリカ大陸内においてW杯出場回数最多のカメルーン(5回)、今や欧州屈指のストライカー・ドログバ(チェルシー)を擁するコートジボワール、そしてアフリカ大陸最古のW杯出場国エジプトという、アフリカ内屈指のサッカー大国が揃ったグループ3。まさに死のグループ。地獄のグループ。

現在コートジボワールが頭ひとつ抜け出た感がありますが、ひとつ心配なのは、2004年11月中旬から急激に国内情勢が悪化したこと。現在、軍と国連軍の衝突、さらに市民騒乱などで揺れています。アフリカ大陸の国々が安定した成績を残せない原因のひとつに国内情勢の不安定が挙げられるのですが、このままコートジボワールの代表招集が困難になったり、ホーム戦を行えなかったりした場合は…順位変動も十分にありえますね。

またカメルーン代表は2003年コンフェデレーション杯でFIFA規定外のユニフォーム(上下繋がったワンピースタイプ)を着用し、罰則として予選勝点6点が一旦減点されましたが、この処分はすぐに撤回されています。


→次ページはグループ4・5と関連リンク

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