☆ポジション別では…フォワードが約半数を独占☆
(ポジション名に関してはFRANCE FOOTBALL上の記載通りにしています)
■フォワードから24人
サッカーで最も魅せられる瞬間といったら、やっぱり「ゴール」シーン。ゴールがあってこそ、勝負が決まるのですから。というわけで圧倒的多数を誇ってノミネートされたのは、フォワードたち。もちろん歴代36人の受賞者中、フォワード経験者は28人と群を抜いています。ちなみに今年もカテゴリー上「ミッドフィルダー」に分類された選手の中でも、司令官的役割の他に「ゴールも決められる」選手たちが数多く見られます(トッティ、ネドヴェド、ロナウジーニョ、ピレス、フィーゴetc.)。
■ミッドフィルダーから13人
フォワードの欄でも述べたように、ゴールも出来てゲームも組み立てられる選手が数多くノミネート。それだけミッドフィルダーに課せられる使命も大きくなっているわけですから、リストに挙げられた選手たちは本物の一流と言ってもよいでしょうね。
■ディフェンダーから8人
ゴールキーパーと並んで、バロンドール獲得者数が少ないのがディフェンダー。あの「伝説の名ディフェンダー」フランコ・バレージさえも獲れなかった…というのが、今でも語り草です。昨年の最有力候補に挙げられたロベルト・カルロスもしかり。今年はパオロ・マルディーニの名前が大きくクローズアップされていますが、さて史上4人目のディフェンダー受賞者となれますでしょうか。ちなみに8人中4人が初ノミネート、新しい大物が育っている証拠です。
■ゴールキーパーから5人
例年ノミネート数が最も少ないゴールキーパーですが、今年は「豊作」でなんと5人!逆説的になりますが、強烈フォワードが数多く出現した時こそ、そのフォワードと対決するゴールキーパーの活躍にもスポットライトが当たるのかもしれません。ちなみにゴールキーパーのバロンドール受賞者は、1963年レフ・ヤシン(ソ連)たった一人だけ。
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