ワールドサッカー/欧州サッカー

フランスリーグを日本でもメジャーにする計画3 パリでサッカー見よう!(PSG編)(2ページ目)

「パリでサッカー見よう!」第2弾は、ご存知パリ・サンジェルマンとパルク・デ・プランス!日本代表も参加する、2003年コンフェデ杯の会場です。

執筆者:宮本 あさか

<チケットを買おう!>

パルク・デ・プランスで行われる試合とは、すなわち(ほぼ)100%PSG戦。前売り券を街の大手プレイガイドで購入するもよし(こちらを参照)、代行業者を通すもよし。しかし一番おすすめしたいのは、パリ市内にあるPSGショップ(及び、協賛スポーツショップ)。

PSGショップでは、購入可能な試合の値段表・詳細スタジアム図が参照できるし、希望の座席(例えばホーム側、もうちょっと右、もうちょっと上とか…)を細かく指定することが出来てとっても便利!もちろんPSGグッズも物色しちゃってください。

一番大きくて分かりやすいショップは、シャンゼリゼ大通。店員さんたちは場所柄外国人観光客に慣れていますから、英語可。「PSG」と「ナイキ」マークが燦然と輝いているので、すぐ見つけることが出来るはず。

Boutique PSG(ブティック・ぺ・エス・ジェ)
住所:27 avenue des Champs-Elysees
地下鉄:1番線 GergeV(ジョルジュ・サンク)もしくはFranklin-D.Roosevelt(フランクリン・D・ルーズベルト)下車


ちなみにフランスリーグ、人気のPSGとは言えども「前売り全席完売」ということはめったにありません。パリに到着した後にチケット購入で、多分OK…。もちろんオンライン購入も可能。

ただし唯一対マルセイユ戦に関しては話は別。セキュリティの問題から、一般へのチケット販発が中止される場合がありますので悪しからず。

*コンフェデ杯のチケット販売に関しては、情報が入り次第お知らせします。


<ちょっとここでパルク・デ・プランスの歴史をおさらい>

パルク・デ・プランスが生まれたのは1897年。当時はサッカースタジアムではなく、ヴェロドローム=自転車競技場として建設されました。自転車人気が高まる中、1931年には改装・拡大工事が行われ、5万人収容の大競技場に生まれ変わりました。

実はこの時副産物として、自転車コースの内側にサッカーやラグビーがプレーできるくらいの土地が余ったのです。なんとも嬉しい「おまけ」ですね。

さらに1969年~72年、パリの都市計画(郊外環状線の建設など)にしたがって、パルク・デ・プランスは再び改装工事へ突入。自転車コースの撤廃・陸上コースの設置、そして全イス席の近代的「球技」スタジアムに生まれ変わりました。

もちろん同タイミングで誕生したPSGが、そこに本部を設置することに。PSG=パルク・デ・プランス時代の始まりです。

忘れてはならないのが、サッカーやラグビーのフランス代表もパルク・デ・プランスで欧州選手権や5カ国対抗戦など、数々の熱戦を繰り広げてきたこと。しかし1998年にスタッド・ド・フランスが完成し、「代表スタジアム」としての役目を終えたのでした。
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